フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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(向けられた指の先から逃げるように己の掌の中に包み込んでしまい。恨めしげに彼を上目に睨み付けては「ホンマにいけずさんっ!ディー君が買ってきてくれても、絶対に口にせえへんもんねぇ」べぇ、と舌を覗かせ、決意を強めるように己にも言い聞かせるように強く言い切って。いつもは心強い味方である兄も、こんな時はここぞと断面を顔に突き付け己の反応を面白がってくるに違いない。いざという時はフラミンゴの背に負んぶお化けの如く、引っ付いていようか。手袋越しではない、彼の素肌が髪に触れる。暖かな体温が優しく髪を撫ぜる感触に眠気が誘われ、時折前後にウトウトと頭が揺れ動き。「…ふぁ。怒らへんよぉ。僕がやっても変なるだけやし。其れにめっちゃ気持ちええもんー」夢心地の状態で何とか言葉を絞り出し返答をするも、後は終わるまでその心地よさを感受するように無口になって。掛け声と共に髪が整え終わった事を告げられてはパチリと目を開け「えぇー、もう終わってもたん?」と残念そうに唇を尖らせる。カチャリとポケットにしまっているコンパクトミラーを取り出して完成した髪型を右に左と確認。「わぁ、直ってる!おおきにねぇ」その仕上がりに満足げに両口角を持ち上げ礼を述べると、座っていたベンチからぴょんと飛び降りて。彼の目の前に立ち片手を差し出してはその手を握ってくれるのを待ち。「なら一緒に帰ろうやぁ。ご飯は大勢で食べた方が美味しいもんねぇ。ダム君はご飯までに帰ってくるやろかぁ?」もし手を握り返して貰えたなら引っ張るように相手を立たせ、言葉通りに遊園地の家まで一緒に帰ろうか。既に来た時に比べ日は陰り、夕時に色は染まりつつある。今帰れば多目にカレーを作ってもらえるだろう。さぁ行こう、と急かすように家に向けて駆け出して)
(/久し振りにディー君と話せてとても楽しかったです!明るくて優しく頼もしいディー君に蘇洵共々元気を貰いましたっ、有り難う御座います‼︎キリが良さそうなので一旦回収とさせて頂きますね。次ですが如何致しましょう⁇そろそろホワイトデーという事でフラミンゴ君からお返しがあれば嬉しいなーなんて我儘を思ってみたり…!それか他の住人さんと交流を深めたいと思います!)
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