フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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__ゲームはこれっきりだなんて決まりは無い、アリスがやりたくなった時にいつでも開かれる。今回は駄目だったけど、次もそうとは限らないでしょ(彼にとってその懐中時計はどれ程の意味を持つのだろうか、現に手元に残ったそれを喜ぶとは言い難い雰囲気を放つその表情や漏らされた一言に耳を貸し、聞き捨て為らないと口を挟むと最初と変わらぬニッコリとした作るような愛想で笑みを表情に浮かばせ「次は俺の物になってるかも」伸ばした人差し指で姿を消した彼のポケットを示しては未だ諦めていないぞとでも言う様に口角をにやりと吊り上げて。酒を、と問われれば「あまり強いとは言えないな、――ジョーカーとは違う」それは少し言い過ぎた返事、実際には少し口に含もうものなら直ぐに酔い潰れてしまうのだが。それでも弱みは隠す物だと粋がった返事を送り、姿を現したジョーカーへ彼の事を託してから「どちらでも、――アリスみたいな男前とデートが出来るなら時間は問わない。その機会が早くに来ることを待ってるよ」豪快な笑い声は何処までも力強くて、手を離す前に一度引いてから彼の頬へ口付けを一つ。名残惜しくなる前に手を離しゆるりと揺らして、今度はディーラーとして姿勢正しく一礼を行えば「又のお越しをお待ちしております」と形式上の挨拶を共にし見送って)
ジョーカー:なぁに、僕の話?(ひっく、ひっく、の千鳥足でスロットの方より彼らの様子をと戻ってきた矢先に己の名前が聞こえればひょこりと姿を現して。「やぁ、――アリスは連れて帰っていいの?」悪魔へ短い挨拶を行った後ににんまりと目元を細ませる白々しい質問を向け、どうやら悪魔が負けたのだと言う事を察すればひゅう、と囃し立てるような口笛を。あはは!と堪え切れうに笑い声を上げれば「さぁすが、おめでとう。……また来ようねぇ」表に出さずともさぞや悔しい思いをしているのだろう、悪魔のことを思えばこそ面白くて仕方が無く、引き摺る様にくつくつと喉を鳴らしてから彼へ誘いを持ちかける様に言葉を続け。最初己がされたように彼の腰へ手を這わせれば「じゃぁね、」と緩い挨拶を残しカジノを後にして)
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