フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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時間をかけりゃかけるほど、俺の魅力に惚れて手ぇ出せねえようになるかもな(一体どこからそんな余裕がくるのか、ゆったりと大業に腕を組み、ニヤリと口角釣り上げては、頑張れよーと他人事のように声掛けて。訪ねた質問に返ってきた答えは又してもアリス云々。髪を乱すようにワシワシと片手で頭を掻き、はぁとため息一つ。ぐでん、と後ろに凭れ、天井を眺めやりながら「まァた、妙なアリス好待遇が出やがった。そりゃ遠まわしに城に行けって言ってる?飯は気になるし、一度ぐらい観光がてら行ってみてもいいけどよォ」城に住むとなれば先程遠慮した城への挨拶に行くのは必須。かと言って他の住人の所に、というのも想像が付かない。城に住むのも他人と同居するのも中々に気を使う。集団生活には慣れているも、他人に気を遣って暮らすのが面倒だと思ってしまう駄目っぷり。片手を頭から顎へ移動させ、ザリザリと顎髭撫で考え込むように片目閉じ。「やっぱ面倒はパスだな。獰猛な獣が出る様子もなさそうだし、どっかそこらで適当に寝るわ。んで働き口でも探すかね」ホームレス生活はお手の物、加えて言えば本日は目の前のご馳走にもありつけた為いう事なし。サラリと結論を出してしまえば、意識はテーブル上の料理へと戻る。豪勢なまでの量を次から次へと腹へ納め、見る見るうちに皿の中は空っぽに。「ここの飯、美味いな。 おーい姉ちゃん、おかわりくれ!」図々しくも片手でウェイトレス呼び、追加注文までしてしまう有様で)
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