Shall We Dreaming ？ / 非募集


へぇ、眠り鼠ちゃんの得意な手作りお菓子かー。今日のお礼に今度作ってもらわなアカンね（まったりとした話し口調からか、紹介されたお菓子は温かく食べたらほっこりしそうな優しいイメージが思い浮かぶ。にまり、と口元緩めちょこんと小首傾げては図々しくもお強請りを。其れを自然と言ってのける辺りは兄の血が色濃く流れているようで。後で作品を見せて欲しい、と伝えようと思っていた願いはあっさりと叶えられる。素晴らしいセンスの持ち主であるが、己の様な小娘に褒められただけで照れ臭げに笑む姿は可愛らしく、綺麗な心根を表しているようで。思わずといった感じで「お姉ちゃん、可愛えね。きゅん、ってきてもた！」とはにかみ。アドバイス出来るかは分からぬが少しは彼の役に立てるやも知れぬ。顎を引きコクリと頷けば、気合いだけは十分とばかりに拳握り。「ドードーちゃんより先に物見せてもらうんは、何やちょっと気が引けるけど、めっちゃ楽しみー！ごっつ目立つ様にキラッキラにしよ」悪戯を含む様に悪餓鬼じみた笑い浮かべ、飄々と言ってのける。ドキドキと時が過ぎるのを待つ中、待ち望んでいた返答を貰い、頬は喜びに高揚して。健気に言葉を綴ってくれた眠り鼠の対応に感激した、とばかりに座っていた椅子から立ち上がっては彼を背後からガバリと抱き締め"おおきにー"と頬擦りして感謝示し。次の標的は帽子屋だ、と今度は彼の元まで駆け寄って前から抱き着いては満面の笑みで再度礼を告げ。更に嬉しい事は続くようで、こっそりと教えられた内容はとびきりのプレゼントのようだ。思い付きで制作した代物だが、彼を思って作ったものだからこそ、その後も使って貰えていると聞けば悪い気はせず。脳裏に端麗で意地悪な兎の姿を思い浮かべては照れ臭さを隠すように「三月兎ちゃん、ツンデレすぎるわ」同じく潜めた声量で返答。きっと次会った時に髪留めに対して質問した際には何食わぬ顔で答えを返すのだろう、と想像しては余計おかしく、クスクスと笑い零し。弟の事にまで配慮の言葉を掛けてもらえれば、ぱちくりと瞳丸めた後、考え込むように地面へ視線落として。「お兄は絶対フラミンゴちゃんから離れんのは確実やね。うーん、ソジュンはどうやろ。ここに来たら絶対うちらで三人を取り合うんは確実やけどな」カラリと笑いのけては、己も選択肢は弟へと任せるつもりである事を言葉裏に忍ばせ）

（/いつも楽しい時間を有難う御座いますーっ。眠り鼠さんと帽子屋さんに今回もとても癒されましたっ。無事ソヨンの住居が決まったので、ここら辺で一区切りしようかな、と思います‼︎次の交流でご希望有りましたらお聞かせ願えればとー‼︎）