あるじ。 2017-03-19 15:15:51 |
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>噺
日本に古くから言い伝えられる「妖」や「魑魅魍魎」「妖怪」といった類の噺は、何時しか【架空の噺】となった。
そんな西暦20xx年、日本のとある田舎町においてこんな噂が流れた。
「99本の鳥居を抜けた先は妖怪たちの住処」
「99本の鳥居を抜けると神隠しにあう」
そんな中、ある日の夜1人の少女が町から姿を消した。
「あぁ、お狐様を怒らせてしまった!」
「お狐様が来る!」
「妖を連れて、百鬼夜行がくる!」
夜の帷が降りる頃、鳴かずの鴉がギャア!ギャア!と鳴く。
そして、町の人々はある妖退治屋を呼んだ。安倍の力を授かり、妖を退治を専門とするとある組織。名を「鬼狩り」と読んだ──。
遥か遠い昔から組織と妖や妖怪たちは対峙し合っていた。
妖怪たちは、己たちの居場所を求めた。
人はある者は大切な人を守るため、ある者は呪いを解くため──。
それぞれの想いが交差する中、今宵戦いが幕開ける──。
「さぁ、百鬼夜行の始まりだ」
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