愛情？友情？

大胆にも、限度があんだろ...(スーパーで買ってきた一升瓶片手に騒いでる姿には眉根を寄せ溜息を吐いて)......やべ、寝て、た..？(気付けば寝てしまい目を覚ませばベッドの上で今何時だろうがと携帯の時刻を確認して音楽教師と他の仲間は帰ったのだろうかとベッドから降りると隣の部屋から話し声が聞こえれば、相手に好意を抱いてる女性がまだ居る様で泣きながら相手に抱き着いてる姿を目の当たりにしてしまうと胸の奥が重たくなり)..っ触んなよ(小さく呟くように己の気持ちを漏らせばその場に蹲り膝を抱え)

まだ可愛くなった方だ。昔はケツに男を敷いて…( 青ざめた顔で昔を思い出しながら、一升瓶を零したり割ったりしないかだけを心配していて)…そうか、ありがと。飯美味かった。でも俺の彼女には慣れねぇよ。( 泣き脅しをする様子に珍しく褒めて軽く頭を撫でたりするも、俺にはもう好きなヤツが居るんだと説明し。軽く缶ビールを飲みながら部屋を後にしようとドアから出てくると蹲る相手を見つけ)おい、見てたのか？( こちらもしゃがみ同じ目線で聞けばじぃ、っと本当のことを話せと言わんばかりに見つめて)

...んだよ、好きな奴居んのかよ(泣きながらも漸く離れた女性は部屋を後にして、相手の口から聞いた好きな人の存在に更に胸が締め付けられ同時に己は相手から見れば子供な上に男である事に悔しく奥歯を噛み締め)...盗み聞きするつもりは、無かった起きた時アンタ居ねえし...たまたま聞こえたんだよ(己の姿に気付いた相手に顔を少しだけ上げればコチラも相手の目を見て)

そうか…好きな人、いんのバレちまったな。( 目の前のやつなんだけど、と深みのある言い方をして見ればなんとなく少し元気のない様な気がして)そう言えば飯食うか？風呂でも良いけど(相手はまだ食べていなかったなと思えば手を引きまたリビングへと戻れば酔いがまわりぐっすりと眠っている人を跨ぎながら食事を持てば「…あいつが作ったもんだけど残すのも悪いし食え」と言い相手へグッと皿を押し付けて)

...アンタに、好きな奴が居ても居なくても...俺には関係ねえし(真意には気付かず相手の口から今度はハッキリと言われると表情が崩れそうになるも堪え)要らねえ...腹減ってねえから風呂借りる(出された物を見ても今は食べる気は無いのか風呂場へと向かって衣服を脱げば浴室へと入ってシャワーを頭から流すと熱くなる目頭に俯き)...っくそ(風呂場の壁を殴ると己の意気地の無さを実感し頭を冷やそうと水に変えて)

そう、だな。俺は好機を逃したのかも。( 好きな相手にそう言われることはいくら硬いメンタルの自身でも少し突き刺さる思いをして肩を竦めさっさと出ていく相手の後ろ姿を見送るなりリビングをテキパキと片付け自分の部屋着を浴室へ届け)おい、着替え置いとくぞ。( それだけいえば、ヤケ酒、とも言える行為に発展し飲み終われば自室のソファでまた小説を読み始めて)

...さっきの話し、アンタはモテるみてえだし...その好きな奴にテメエらしく気持ちぶつけてみたりすりゃ良いんじゃねえのかよ(風呂から出てくると相手の部屋着を借りて、己なりのアドバイスをしてやると床に胡座をかいて座り込み)その相手が、どんな奴かは知らねえけど..って、何か酒くせえ！(相手の傍から香る酒の匂いに気付き)んだよ、アンタも飲んだのかよ。

気持ちを…ぶつける…( なるほど、一理ある。とこくこく頷けば酒を飲んだことに関しては何も言わずくるっと相手の方を見て近付けばガンッと蹴り倒し馬乗りになれば「…俺ぁお前をそういう目で見ているとするならば…お前はどうする。」と酔いが廻っているものの意識はまだ酒に飲まれずにいるようでおぼつかない口ぶりでそんなことを言えば馬鹿馬鹿しくなったのか不意に笑えば)すまん、忘れろ。あと寝るときは俺の部屋に行け。

...ってぇ！いきなり、何すんだ...っ(急に蹴り飛ばされ床に身体をぶつけるも乗っかてきた相手の言葉を聞けば理解するのに時間が掛かって)は...っあ？！(全てを理解すると顔を赤らめ離れた相手に背後から近付くと胸元掴みコチラ振り向かせてそのまま相手の唇を奪ってしまうと)...俺はガキじゃねえ..アンタより俺の方が長いんだよっ！(相手を解放するとリビングに向かいソファに座り込んでテーブルに残された酒を見れば残りを一気に飲んで)

ふっ…くく、そういうことか( 唇の暖かい感触を確かめるように中指で唇を触れば先程より更に笑い酒を飲む相手を見ては頭を軽く叩き「20歳までは禁止だぞ」と注意して)しかしまぁ、そんな子供なキスで俺は落とせねぇぞ。( 隣にドカッと座ればニィと笑みを浮かべ強引にこちらを向かせては酒がまわり赤くなっている様子を見てケラケラ笑いながら頭を２３度撫でて)可愛いいな…真澄。

うるせっ、触んな！触んなって言ってんだろ(己の気持ちに、歯止めがきかずキスしてしまった事に今更恥ずかしくなり酔いと混ざって顔を真っ赤にさせながら相手の方へと向くも視線は何処にやれば良いのか分からず挙動不審になり)っ、可愛いって言うんじゃねえっ(どこまでも噛み付く勢いで撫でられた頭には大人しくして)クソッ...馬鹿野郎..。

おぃ、ソレが歳上に胸ぐら掴んだやつのいうセリフか？大人しくしとけってんだ。( とは言うものの挙動不審などうさに鬱陶しい、と思えば酔いに任せていつもの冷静な自分とは思わせないような噛み付くようなキスを交わし)っとあぶね…風呂いってくるから上行って寝てろ。(忘れていたとふと思い出せばゆっくり立ち上がり歩きながら手をひらひらと振り)

あれは、アンタが悪いんだろうが...っ！！(不意打ちにされたキスに驚き相手が離れてしまうと暫く呆然として、ハッと我にかえると暫くクッションに何度もパンチを繰り返すと深呼吸して)っくそ余裕なのが、すげえムカつく...寝れるわけねえだろ(風呂場へと向かった相手に文句を言ってから部屋へと向かえばベッドに寝転がり寝れる筈も無く)

あー…そう言えばアイツのが長いとかなんとか言ってたな。( 風呂から上がれば、いつも上にあげていた髪の毛が水に濡れてストレートの髪型になりその上からタオルを被りながら水を片手に自室へと向かい)まだ寝てねぇのか…ま、休日だから夜更かししても良いけど。( ベッドには寝転んでいるが未だに寝ていないところを見ると休日だしいいか、と一息付き、「子守唄でも歌ってやろうか？それとも何か本でも読んでやろうか」と子供扱いを冗談めかして言いながらパソコンと向き合い)

...寝れるわけねえだろ..アンタは余裕みてえだしよ(戻ってきた相手に身体を起こせばベッドの上で胡座をかいて)って、ガキ扱いすんじゃねえって言ってんだろ...つーか、アレかよ...俺とアンタこれから付き合ったりすんのかよ(可なりぶっきらぼうな言い方で相手の気持ちをもう1度確かめようとして)アンタは教師で俺は生徒だろ...もし、さっきのが酒の勢いとかなら(段々と勢いが無くなってくればパソコンに向かったままの背中を見つめ)

余裕っちゃ余裕かもなぁ。(プリントに赤でコメントや、ヒントをはしの方に書き、その後にパソコンでそのプリントの持ち主専用のプリントを作成するという動作をしながら受け答えをし)俺さ、冗談は言うけどお前に嘘は１回もついてないの知ってたか？( くるっと振り返り上記を尋ねればベッドの方に移動し大人としての余裕がある分そういう誤解もうむのかも知れねぇな、と暫く禁酒しようと決意しながら)酒の勢いで言った訳じゃねぇし俺は余裕ぶってるだけだ。ま、かっこつけって感じ。

...それは、ねえけど...カッコつけって今更かよ(相手の仕事の作業を邪魔する事は無くベッドに座りながらそれを眺め隣に座った相手を見れば言われた言葉に頷いて)...俺は、アンタの事1年の時から見てたんだよ、だから俺の方が長いって言った。他の教師には腫れ物扱いされちまうしクラスの連中も話し掛けてこねえし...でも、アンタは違っただろ...だから俺はっ(最後の好きだと言う言葉がどうしても出てこず枕に顔を埋めれば)やっぱ、何でもねえ！お、俺と付き合うなら、かっ覚悟しとけよ！

構わねぇだろ。好きな奴にいい所見せたいって思ってんだ。( 優しい笑みも、浮かべなければ頬を赤らめることもなくただ飄々とした顔でサラッと述べては多分元々の性格もあると思うが、と呟き酔いを覚ますように水を軽く方に含み)お前よく好きとか恋人とかのワードに突っかかってたもんな。よく良く考えればわかりやすい行動してんなぁ。( 好き、と言ってくれない様子に最近の相手の妙な行動を思い出し口元を手で覆って表情が見えないけれども口元はニヤニヤしていて覚悟しておけという言葉に突っかかるように)そっくりそのまま返してやる。大人の男を手玉に取ったこと後悔すんなよ

...んな、セリフ良く言えんな(思ったとしても何の躊躇いも無く言う相手には少し悔しそうにするが、更に己の平然を装っていた言動が全て相手に伝わっていた事に顔を赤らめ)...し、仕方ねえだろ！！...好きな奴とか今まで出来た事もねえし、つーか其処は知らん振りとかしとけよ！(軽く相手を蹴るように足を相手に向けて講義し)...後悔してんなら今頃普通に授業出てんだよ(授業に出ず補習ばかり受けていた理由も今なら相手にも気付かれてるだろうと眉根寄せ)...もう寝るからな(半ば不貞寝のように身体を横にして)

今のは無意識。( コクン、と水を飲み込めばチラと隣を見て顔を赤らめ足をこちらに向けて軽く蹴られるといて、と軽く声を上げながら)その場にいた時は気づいてなかったから気にすんな。…あぁ、たしかにお前俺との約束は守ったよな。( 軽くその場は流そうとしたもののそう言われればそうだわ、と今更気がついたかのように目を見開き寝転がる相手を見つめ何も言わぬまま自身も横になれば自分の懐にグイと入れ込み巻き付くように抱きしめて)

...っ、うるせえ..約束した覚えはねえけど俺が行ってやらねえと他の教師がアンタを悪く言うんだろ...それが気に食わねえだけだ(己の教育係にされたであろう相手に全ての責任を押し付ける他の教師に腹を立てながら)っ、苦しいじゃねえか寝れねえだろっ(抱き締められると相手の身体を少し押し返すも)...クソッ俺のせいで風邪引いたら面倒臭いからな(相手の方にも布団を掛けてやり)

まぁまぁ、教育係似してもらったお蔭で今日から家に泊めてやれるみたいだしな。親御さんからもちゃっかり許可取っちゃったりして。( 腹を立てている様子に今日の話を話題に含み、そう言えば今日から数日間預かることになってんだよな、と付け加えながら話し。今日の謹慎について親御さんに話した時になにやら許可を貰ったようで)んなキツく抱きしめてねぇだろ。はーあったけぇ…( 押し返される体を逆に押し返し離れない様子で布団をかけられると温かいと声を漏らし小さな声で耳元でありがとうと言うと早くも眠りの世界にはいってしまい)

は！？んな、話し聞いてねえぞ...！(いつの間に相手と両親が連絡を取っていたのか聞けば驚いて、母親はお喋りな為他に余計な事を言って無かったのか気になり)そうじゃねえって、恥ずかしいだろうが..(体温が高いのは温かいのは勿論相手と密着している状態で寝ように寝られず、隣で眠る相手には眉根寄せ)...っ...(明け方近くに漸く眠ればそのまま朝を迎え軽く寝不足の状態で目を冷ませば隣で眠る相手に驚き)っ、！..そうか昨日から泊まってんのか...グースカ寝やがって(相手の寝顔を暫く見つめてしまい)...あんまモテんじゃねえぞ…(聞こえて無いだろうボソリと呟いて鼻を軽く摘んでやり)

お前のちっこい頃の話とかたくさんしてもらったぞ。どうして今はこんなに尖ったんだかな。( 電話の会話の内容を最初から思い出すように右斜め上を見上げて話し、顔を見るなり親の苦労を感じて)んぅ…んだよ。こっちはゆっくり寝てんだよ…( 軽く鼻をつままれれば息苦しくなりぐっと眉を潜め起きるのが億劫なようで薄目を開きながらブツブツと文句を言い髪をかきあげながら起きればなるほど今日は休日かと思い時計を見るなり昨日酔い潰れた人たちを起こしにベッドから降りて)

...あの、ババァっ..(己の幼少期は今と違って泣き虫だったり甘えん坊だったりと、たまに母親から聞かされてた為相手の口から聞けば耳を赤くさせ)っせえ、起きろ...こっちは寝不足なんだよ(己もベッドから降りればリビングのソファで眠る音楽教師や他の人に、まだ居たのかと溜息吐いて)...朝飯作る(昨晩の事を思い出したのかキッチンへ向かえば冷蔵庫を開けて何か作ろうと)和食と洋食どっちが良いんだよ(ぶっきらぼうだが一応この家の主は相手なので合わせようと)

お母さん、だろ。俺にもそんな優しい母親が欲しかったぜ？( ババァなんて呼び方をする相手に眉を顰め首をかしげ、自分の親はそんな事言ったこともなかったのだからいい親を持ったのだぞと言い聞かすように頭を撫で)じゃあ後で寝てこい…ゆっくりするといい。( そう言うとめんどくさそうに床に寝転がる人を軽く蹴ったり等してたたき起こし、料理を作ると言われれば「じゃ、洋風。昨日飯炊き忘れてたし…って離せ、馬鹿。」頼みながらも朝までやけ酒をしたのか何度も泣かせた女性がふらつきながら抱きついてくれば酒臭さにクラっときて)

...別に、根っから嫌ってる訳じゃねえよ(撫でられると眉根を寄せながら本音で言ってるわけでは無いと)そういや、今日休みか...つーか、そろそろ春休みも入るんだろ俺らは休みだけど..千、アンタは休みとかあんのかよ(名前で呼ぼうとしたが照れくさくなり普段通りの呼び方で洋食と聞けばウィンナーと目玉焼きを焼いて)おい、調味料この棚...っ(振り向けば、寄った女性が相手に抱き着いてる姿に眉根寄せ面白くなさそうに料理を作り)おら、出来たから食え(家事は普段から慣れてる為美味く出来た朝食をテーブルに並べ)

それならいいが…お母さん、お前のこと心配してたぞ。( 何のことだかは一応伏せておき本音で言ってる訳では無いと分かり流石にそれは無かったかと胸をなでおろし。)なんだ、名前呼んでくれねぇの。俺は部活の顧問も持ってねぇしないことは無いが休みはある。( 下の名前で呼ぼうとしたことに気付きそこを一つ突っ込むと質問に応答し、なんとか抱きつく女性を離せば寝てしまった様なので姫抱きしながら自分の部屋に運んでやり、その他の人が起きた様子を見れば丁度朝食もできたようなので食べるようにうながし。)だとよ。真澄のメシ食うぞ。

たまに、連絡いれてるし問題ねえよ..担任の家に居んなら余計問題ねえだろ(心配と言う言葉には一瞬肩が揺れるも直ぐに普段通りの態度で)なっ、だ、誰が名前なんか呼んでやるかよ！良いから、飯食え...ってコイツ等も食ってくのかよ(寝てしまった女性を寝室へ運ぶ姿も何やら気に食わないが相手に作った朝食を他にも食われる形となれば益々機嫌も悪くなり周りに話し掛けられても変わらずツンケンとした態度で朝食を食べて)...いつ帰んだよ...(朝食を食べた後も、寛ぐ友人達の姿に眉根寄せながら洗い物はきちんと終わらせて)

まぁ…でも、俺が何もしねぇって保証もねぇけどな。( いつ歯止めが効かなくなり何かしでかすかもしれない事が無くもない、と肩をすくませ自分に自身がなさそうに呟き。)そうじゃねぇと帰んねぇよコイツらは。…ん、うまい。( 自分のおかず等をつままれるも慣れたように朝食を食べ進めれば時折美味しいと呟く。ふと顔を見上げると不機嫌そうなのでいつの間にか食べ物が無くなった皿を持っていきながら)今日俺家開けるから10時には出てけよな。( 軽く嘘を付けばこれでいいだろ？と言わんばかりに目だけ相手の方を向いて口元を少しにんやりとさせて)

...？何か言ったか？(朝食を済ませる合間に相手の呟いた言葉に顔を上げれば不思議そうな表情浮かべ)...ったりめーだろ飯作んのは慣れてっからな(周りには興味無いが相手から美味いと聞けば少し機嫌も良くなり相手が出掛けると聞いて友人達は、それなら仕方無いかと適当な時間には帰ろうとして、相手と目が合うとハッとしてそれが嘘だと分かれば顔を赤らめ目をそむければキッチンに立ちコーヒでも沸かしてやろうかと準備して)

別に何も言ってねぇよ。( 手をひらりと翻して否定すれば無造作に重力に反するように跳ねている髪を整えようかとその場を立ち去り。今日はOFFなため、いつものようなスタイリングをすること無くサラサラとしたストレートになれば満足そうに顔を洗いリビングへ戻り)じゃあな、ん。こいつも頼んだ。( 時間が経つにつれ帰っていく知人に安堵しつつ最後に帰ろうとしていた音楽教師に自室で寝かしつけた女性を託すと別れを告げてドアをしめ。伸びをしながらリビングに戻るとソファにぐったりと座り。珈琲の香り気が付けばじぃと相手を見つめ)

(相手が席を離れてる間にリビングに寛ぐ友人から、｢もしかして、キミ彼奴の事惚れてる？」と半分冗談で茶化されると分かりやすい程に顔を真っ赤にさせ持っていた鍋を振り)はっ！？ばっ、バカじゃねえの...つーか、アンタ等には関係ねえだろ(惚れてると言う問に対しては否定する事無く友人達に威嚇すれば相手の分のコーヒを用意して去り際の友人達からは「アイツ、モテるから大変だよー」と)..っ、うせえ...んな事分かってんだよ(眉根を寄せコーヒの用意が出来ると不意に視線を感じて)な、何だよ...コーヒ淹れたぞ(テーブルに運ぶと相手の前に置いてやり)

上げます

…まぁ、良いから座れ。
( またふざけた事を言ってやがる、と片耳で聞きながら本でも読んでいて完全に気配が消えたのを察してからテーブルの上に置かれたコーヒーを片手にソファの横をぽんぽんと叩き座るようにしじして。)あんな事言ってるけど嘘だからな。まぁ…なんだ、気を楽にしてくれ。( モテているという自覚はなく、どちらからというと性格上からかわれているんだと思っていた用で友人の言葉を拒否しゆっくりとコーヒーに口をつけて。)この後俺、プリント作成するから洗濯物とか頼んだ。掃除は怠んなよ。( やるべきことがあったと思い出したかのように言えば両手でコーヒーを抱えまだ収まらぬ眠気にやられながはも欠伸一つしてから階段を上がり)

別に気にしてねえ...(隣に座り相手がモテている事は何度か己も遭遇したり聞いたりしていて、それでも気を張って気にして無いと言い張れば今日の予定を告げられると指折り数えるも直ぐにハッとして)って、おい！俺はアンタの家政婦じゃねえんだぞ...(仕事へと自室へ向かう相手の背中に言えば文句を言いながらも部屋に置いて貰う身として真面目に洗濯と掃除をしてやり)っはぁ...疲れた部屋広過ぎんだよ(漸く全ての仕事をこなすと休憩とソファに横になればそのまま寝息を立て)

…ならいいが…と言いたい所だがたかが俺のプリントのせいで友達ボコったやつの事なんざ信じられもしねぇ。( そのせいで出禁食らってんだろ、と軽く相手の額を指でビシッと弾き、去り行き際に浴びた声にふん、と鼻で笑いながら自室へ篭もり。出た時にはしっかりと掃除されたようで満足気に下へ降りるとソファに横になる姿を暫し眺めては抱き抱えてベッドに寝かせて。プリント作成も終わったのか暇そうに)…気持ちよさそうに寝てんなぁ。( と呟きながら静かに寝顔をマイスマートフォンに収めて)

はっ、あれは...別モンだろうが俺がアイツら殴った事とアンタがクラスの女子から色目使われてんのは関係ねえからな(己の言動を思い出しては顔を少し赤くさせるもデコピンには何しやがると反論し)...(ベッドに運ばれてもそのまま相手に身を委ねるように大人しく運ばれ柔らかな布地の心地良さに仮眠のつもりが熟睡してしまい写真を撮られてる事も気付かないで)...千..陽(寝言で相手の名前を呟けば次第に瞼がゆっくりと開いて目の前に佇む相手に視界がボヤけ寝惚けたまま腕を伸ばすと相手の頬に触れた所で覚醒し)...！？(そのまま動きが固まってしまい)

何が別モンだ。結局俺絡みじゃねぇかよ。( やれやれ、と言った風に自身の髪をガシガシとかけばため息混じりにそう述べ。反抗をしてくる口をきゅ、とつまんで静かにするようにと口元に指を当ててサインをだし)なんだ、真澄…？( 寝言とも取れるその言葉はしっかりと己をよんでいる。なんとまぁ可愛いことをするのだろうかと心の中ではきゅんと感じながらも頬に触れながら覚醒した様子ににぃ、と妖艶にも笑みながら返事をしその手に擦り寄るようにしてから首を傾げて)

...な、なっ...何してんだっ(相手の頬に触れながらも己の発した言葉は、向こうの台詞だろう本人は動揺しそんな余裕は無くてゆっくり相手の頬から手を引けばそのまま布団の中に潜り込んでしまい)お、俺変な事したか？つか、何でっお前仕事してたんじゃねえのか(寝言で相手の名前を呼んだ事は覚えて無いが己の言動にはまともに相手の顔が見られず布団に潜りっ放しで。)

あン？…呼ばれたから返事したんだろうがよ。( その言葉そのままそっくりお前に返す、と呟き顔を離して軽くため息をつけば冷めきったコーヒーを口に運び布団の中に閉じこもる様子に小動物を感じれば普段とのギャップに笑いを零し)そりゃ、１から話すと長くなるなぁ……あぁ、仕事終わったから下に降りたら寝てたんで運んできてやったんだよ。( 寝ている間に寝言を言っていることを本人は知らない様なので、それをいいことにでっち上げを測り。ゆっくりベッドに座れば無理やり布団を取りぐいっと顎を持ち上げて強引に顔を見つめるようにさせて)

...っ、全然覚えてねえっ、何かしたとしても全部忘れろ！名前...呼んだ覚えもねえからなっ(相手の適当な言葉にも己は寝入ってしまっていたせいで覚えも無く、ただ顔を熱くさせて横でベッドが軋む音が聞こえるとビクッと肩を震わせ)っあ、...なんだよ見んじゃねえよ(急に視界が明るくなったと思えば目の前にある相手の顔に身体が益々熱くなるがそれでも平然と余裕振って見るも熱い視線からは何処を見て良いのか分からず目線を何度も他へ向け)

無理な話だな。『もっとキス…』とか言われちまうとなｧ？( ハン、と鼻で笑うと必死さからも相手が恥ずかしがっている事がわかり改めて可愛いなと思うと喉の奥からくつくつと笑い初めクシャと頭を撫でて。)おい、顔真っ赤にして目ｪ逸らしてんじゃねぇ。俺を見ろ。( 照れていることを隠すようにしているのだろうが顔の赤らみで分かる。そんなことを思っていてもその様子は自身には愛らしいものでどこかグッとくるものがあり空いた方の手で頬を撫でながらこちらを見てくれるまでずっと微妙な距離で見つめるだけ見つめて)

はぁっ！？き、っ...キスって、んな事言う理由ねえだろっ(寝言の内容を真に受け今どきの男子高校生がキスのワード一つで動揺しまくりさっきよりも顔を赤くさせ)っうせえ！...さっきの、言葉聞いてまともに見れる訳ねえだろっ(キスという言葉を意識し過ぎてか相手の顔を見ればどうしても唇の方を見てしまい一瞬相手を見れば)見た！今、見ただろ...っ(学校では、誰からも距離を置かれ不良と呼ばれている姿には見えない程緊張している様子で)お前見てると死にそうなんだよっ...死にたくねえっ(所謂、鼓動が速くなると言いたくて)

でも寝言だぜ？ありえねぇ話では無いわな。( 動揺を隠せてないとこをみると可笑しくなってくすくす、と笑い出し。その笑いは止まることを知らず遂には腹を抱えて。)…は？何言ってんだよ。遂にバカになっちまったのか？( 死ぬ死ぬと何を言っているんだと顔を顰めて冷たい言葉を言い放ち、何か悩む様に斜め上を一度向けばもう片方の手で相手の手を掴み自分の胸に手をぐぅ、と当てて「死ぬっつうのはこういうことか？」と冷静な物言いをするがその心臓は普通の心拍数よりも数倍テンポがはやかった)

...って、笑い過ぎだろ！(いつまでも笑い続ける相手には拗ねた様子で眉根寄せると寝言故に覚えて無い事が悔しく否定も出来ず)誰がバカだよ...仕方ねえだろ...っ..アンタも似たようなもんじゃねえか(相手の鼓動の速さが己の手から伝わってくると己より余裕ありそうな相手の顔を見れば気が抜けたのか次第に笑いが込み上げ)人事言えてねーっ…つか、掃除も洗濯も終わったけどよ晩飯どうすんだよ何か食いてえのあるなら...作ってやっても良いけど。

＿あﾝ？文句あんのか？それともキスのオネダリか？( 向こうから否定してこない様子にここぞとばかりに弄るように尋ねきっとこうすると相手は恥ずかしがるのだろうとぐっと距離を縮め鼻の頭を当てて見つめる。)ふん、なんだよ緊張解してやってんのに…余裕そうじゃねぇか( そう言うと相手の腰を抱き強引に己の体に密着させると相手の質問に対して「グラタン…もしくはラザニアそれ以外は拒否」とだけ言うと首元に顔を埋めたかと思うとちゅう、と吸い付き赤い跡を首を重点的に這わす。)

はぁっ！？...よく、んな恥ずかしい言葉...んな訳ねえだろっ(おねだり、と言われて案の定顔を赤くさせながら枕を相手の方へ投げ)グラタン...ラザニアって洋食かよ、たまには米とか食っとけ...っんぁっ！な、いきなり何してんだっ(話の最中に相手に抱きしめられるも同時に首筋への刺激にビクッと身体を震わせ己では赤い痕には気付かず)へ、変な声出たじゃねえか..(自分の声に口許を押さえ)

ってぇしうっせぇよガキ…っん、( 顔を赤くしたまでは良かったものの枕を投げられると何故かムキになってしまいイライラしながら相手の顔をぐっと掴むと離されまいと強く唇に自分の唇をあてがい深く、粘りっこく離すことなくキスをする)はっ…色気のある声出してくれんじゃねぇの。( くくく、と笑うと体を震わしたのが面白かったのか己のつけたキスマーク一つ一つを指でたぞり愛らしく眺めると鎖骨にキスをかわせば不敵に妖艶に微笑みかける)

アンタが、適当な事言うから...っん！んぅ、はぁ...っ(最後の言葉を塞がれると抵抗する力が薄れ相手の背中に回した手はどうすれば良いのかと暫く宙を浮いたままで相手が離れると顔を上手く見れず)...エロ教師っ！(低レベルと思われそうな反抗しか出来ず今更になって腰が震え力が入らず何とか立ち上がり)...晩飯作ってくっから大人しく座ってろよっ(赤いままの顔を隠すようにキッチンへ向かい)

上げます。