【現代ファンタジー】対魔物討伐育成学園【NL/一部人数制限/戦闘】

『用語』

【人々の生活について】
大災厄を経て現在は2050年。魔物により一度文明は滅んだかのように思われたのだが、魔物を倒し体の中にある魔石(水属性、火属性諸々)を用いる事によって、人々の生活に必需のガス電気水道などが利用出来るようになっている。また魔物の素材も武器や防具、アクセサリに利用出来、剥製なんかは好事家の間では高い料金で取り引きされている。

家畜の類も存在しなくなってしまったが、魔物の肉を代用して食料には困っていない。代表的な物をあげるとオークの豚肉や鳥型の魔物の鶏肉など。

日本の居住地は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県とあるが、都心部から離れ山間部や平原などで魔物が活動している。討魔軍や軍人候補生の生徒達が見回りして見つけ次第討伐を行なっている。魔物の発生条件は不明で偶に強力な魔物が現れる事もあり、その際は緊急出動する。
現在、日本討魔軍によって上記の一都三県以外の旧日本地図は開拓が進んでいるものの、神子や超越者の数が足りずに現状維持から徐々に生活圏を広げるだけしか出来ないも数十年後には取り戻す事が可能だと言われているが、正確な数字は不明。
北や南に行く程ランクの高い魔物の生息が多く、海には情報が定かではない巨大で高ランクの魔物がいる為船や飛行機で海外に行く事も適わないので、日本以外の外国がどうなっているのかも不明。

人々の生活は貧富の差も広がり、貴族制が採用された。役に立たない政治家は排斥され、代わりに政治は軍の上層部が行なっている。テレビなども魔石を用いて放映されていて、他の職業は超越者達の存在によってスポーツ選手は廃業(スポーツするなら軍入った方が稼げるし世間体もある)

貴族制復活や政治家排斥に伴い青少年保護法は廃止され、15歳を大人とみなし家庭を持つ事が許される。又一夫多妻や一妻多夫も採用された(人口激減の為少しでも増やす為)
超越者は現代で言う東大ブランドや大手一流企業会社員と同等の扱いであり、貴族でもない一般人からしたら羨望の眼差しを受ける。

2020年の大災厄初期に現役で活動した者達やその家族が活躍した順で貴族となり代々続いている。途中で没落した場合は軍の高官がなる場合もあるようだ。又大災厄から生き残り仕事を成功させ富豪になった人物(一般人なので戦闘能力はない)も貴族になっている。
・《公爵(4人/各都県に1人ずつ)》
・《侯爵(4人/各都県に1人ずつ)》
・《辺境伯(4人/各都県の外側の県境に1人ずつ》
・《伯爵(9人/東京に3人 他県に2人ずつ》
・《子爵(15人/東京に6人 他県に3人ずつ》
・《男爵(30人/東京に12人 他県に6人ずつ》
貴族達は学校を卒業したものの軍人にはならなかった生徒を私兵として高給で雇う事もある。領地内の魔物討伐の命や護衛などが目的の為だ。生徒からしたらメリットは金銭の他、軍の規則に縛られないなど。デメリットも当然存在する。

格差が広がった事で各地で貧民街のようなものも出来上がる。超越者の存在が一般市民との格差が広がった大きな原因でもある。
一般市民でも成り上がったのは、大手の土木作業員などの体を使う仕事(超越者がやった方が効率的だが、そもそもやらない)医者もそう(回復系のスキル持ちもいるが貴重なので程度の低い怪我や一般市民は医者の手にかかる)
魔物の素材を扱う商人や武器屋防具屋雑貨屋。執事や侍女などの使用人などなども需要が多い。


格差により民度が低下。貧民層は犯罪を犯す者が多い。警察機関の消滅により治安が悪化。学生が犯罪者の捕縛及び討伐殺害を許可されている。
一般市民の犯罪者はトレーニングと言うか戦闘訓練に丁度いい為誰でも派遣及び自主的に任務を受けても良い。しかし、超越者の犯罪者も存在し、その場合は上位のランクや序列の生徒、又は軍人が討伐に向かう事もある。
超越者の犯罪者又は軍人や学生による〝貴族でもない一般市民〟への性的暴行はグレーゾーンなのが暗黙の了解(運良く超越者を身篭った場合は軍や貴族が引き取る事が多い)だが軍人の個人のさじ加減で、軍属でも貴族の私兵でもない後ろ盾がない犯罪者に限り捕縛や殺害は自由となっている。


【軍人について】
学園を卒業し、軍属となった場合は以下の階級がある。元帥の孫、将官の孫子供、佐官や尉官の家族や親戚などなど関係者で軍属になる生徒もいるがコネがあっても超越者でないと入れないのは変わらない。一般人の貴族の養子などもいたりする。

・《元帥》(70代/軍のトップ/東京の基地に一人/神子にして生ける伝説/兼任で学園の学長を行い、大体学長室にいる/月給10億)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿以下 将官
・《大将》(50代〜70代/4大将/軍の最大の切り札にして神子/各都県の基地に一人ずつ/貴族の公爵でもある/月給8億)
・《中将》(40代〜50代/神子/各都県の基地に一人ずつ/大将の補佐役/貴族の侯爵でもある/月給5億)
・《少将》(30代〜40代/各都県の県境基地に一人ずつ/神子は40代で二世の超越者は30代/辺境伯でもあり県境の最後の防壁にて守り人。若手の将官だから苦労する/月給3億)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿以下 佐官
・《大佐》(20代〜40代/各都県に2人ずつの計8人/実質軍務の現場に出るトップ/月給9千5百万)
・《中佐》(20代〜40代/各都県に3人ずつの計12人/実質軍務の現場に出るトップの補佐の副官/学園で教育を行う事もあり、生徒を連れて隊長として任務に出る事も/月給7千5百万)
・《少佐》(20代〜40代/各都県に4人ずつの計16人/学園の教師でクラス担任、生徒を連れて隊長として任務に出る時も/月給5千5百万)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿以下 尉官
・《大尉》(10代〜 /各都県に6人ずつの計24人/学園のクラス副担任/Aランクの序列1.2.3位は卒業後大尉の階級で着任/月給3千万)
・《中尉》(10代〜 /各都県に8人ずつの計32人/学園のクラス副担任/Aランクの序列4.5.6.7.8位は卒業後中尉の階級で着任/月給1千5百万)
・《少尉》(10代〜 /各都県に10人ずつの計40人/学園の授業の担当/Aランクの序列9.10位は卒業後少尉の階級で着任/月給7百50万)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿以下 下士官
・《曹長》(10代〜 /学園とは関係のない現場に出て仕事を行う/各都県に30人ずつの計120人/Bランクの二桁ナンバーの中で上位11位〜20位が卒業後曹長の階級で着任/月給500万)
・《軍曹》(10代〜 /学園とは関係のない現場に出て仕事を行う/Bランクの二桁ナンバーの中で中位21位〜30位が卒業後軍曹の階級で着任/月給300万)
・《伍長》(10代〜 /学園とは関係のない現場に出て仕事を行う/Bランクの二桁ナンバーの中で下位31位〜50位が卒業後伍長の階級で着任/月給150万)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿以下 兵卒
・《兵長》(10代〜 /学園とは関係のない現場に出て仕事を行う。下士官の副官として仕事を行う/Cランクの二桁ナンバーの上位51位〜99位が卒業後兵長の階級で着任/月給100万)
・《上等兵》(10代〜 /Cランクの三桁ナンバーの中で100位〜149位が卒業後上等兵の階級で着任/月給80万)
・《一等兵》(10代〜 /Dランクの三桁ナンバーの150位〜299位の生徒が卒業後一等兵の階級で着任/月給60万)
・《二等兵》(10代〜 /Eランクの三桁ナンバーの300位〜699位が月給50万)
・《三等兵》(10代〜 /Fランクの三桁ナンバーの700位〜下が卒業後一般の学生が着任する/月給40万)

【魔物について】

討魔軍軍人や学生が討伐する対象。弱い者からＦＥＤＣ C+ＢＢ+ Ａ- Ａ下位(ガンマ) Ａ中位(ベータ) Ａ上位(アルファ) AA Ｓとランク分けされる。

Ｆ＝軍人だと三等兵、学生だとFランクの生徒が一人でも簡単に討伐出来るレベル。一般人の場合はプロの格闘家の世界王者がギリギリ勝てるか勝てないか。スライムの通常種などがこれにあたる。

Ｅ＝軍人だと三等兵の下位、学生だとFランク上位の生徒が一対一でギリギリ勝て、二人なら安全に討伐出来るレベル。ここから一般人では勝つのは厳しい野生の猛獣を相手する程の危険度。ゴブリンの通常種などがこれにあたりー都三県の山間部にいるのは大体これら。

Ｄ＝軍人だと二等兵平均、学生だとＥランク平均と同じくらいの強さで一対一だと良くて相打ち。コボルトやウルフの通常種などがこれにあたり、一都三県の山間部に多く生息し県境沿いに幅広く分布する。

Ｃ＝軍人だと一等兵平均、学生だとDランク平均と同じくらいの強さで一対一だと良くて相打ち。オークの通常種やゴブリンの亜種などがこれにあたり、稀に一都三県の山間部などに出現し県境沿いに生息する下位の魔物。

Ｃ+＝軍人だと一等兵上位、学生だとDランク上位と同じくらいの強さで一対一だと良くて相打ち。ウルフの亜種やリザードマンなどがこれにあたる。県境沿いに生息する中位の魔物。

Ｂ＝軍人だと上等兵、学生だとCランクと同じくらいの強さで一対一だと良くて相打ち。オークの亜種やゴブリン上位種やオーガ通常種などがこれにあたる。県境沿いに生息する中位の魔物。

Ｂ+＝軍人だと兵長、学生だとCランク上位と同じくらいの強さで一対一だと良くて相打ち。ウルフの上位種やリザードマンの上位種やワイバーン(幼体)などがこれにあたる。県境沿いに生息する上位の魔物。近隣の関東圏に幅広く生息し中部地方や近畿地方では捕食される側。


Ａ-＝軍人だと伍長三人or軍曹二人or曹長一人、学生だとＢランク下位三人orＢランク中位二人orＢランク上位一人で頑張って1時間時間稼ぎ出来るレベルの強さでＡ-ランクから魔物の討伐難易度が一気に跳ね上がる。
ミノタウルス、オークの上位種やゴブリン王、オーガ亜種、ワイバーン(成長体)や下位竜種がこれにあたる。
下士官クラスやＢランク学生では荷が重く最低でも軍人だと曹長三人、学生だとＢランク上位三人が最低限の討伐推奨レベル。


Ａ下位＝災厄種γ(ガンマ)。通称ガンマレベル。1時間もあれば各市区町村を余裕で崩壊出来るクラスで出現が確認された場合緊急警報が発令される。
オークキング、ウルフキング、オーガキング、スライムキングなどの王種や海中の下位魔物に中位竜種がこれにあたる。
軍人だと少尉三人or中尉二人or大尉一人で1時間時間稼ぎ可能。
尉官クラスやＡランク学生では荷が重く最低でも軍人だと大尉三人、学生だとＡランク序列1.2.3位三人が最低限の討伐レベル。
過去に中国・四国地方で生息が確認された。


Ａ中位＝災厄種β(ベータ)。通称ベータレベル。1時間もあれば都市を一つ余裕で崩壊出来るクラスで出現が確認された場合緊急警報が発令される。
上位竜種に海中の中位魔物やユニークモンスターという名の元はＦ〜Dの低ランクの魔物であった特殊変異個体がこれにあたる。
軍人だと中尉三人or大尉二人or少佐一人で1時間時間稼ぎ可能。
尉官クラスやＡランク学生では荷がかなり重く最低でも軍人だと中尉五人に大尉三人、学生だとＡランク序列4.5.6.7.8位に1.2.3位三人が最低限の討伐レベル。
過去に東北地方で生息が確認された。


Ａ上位＝災厄種α(アルファ)。通称アルファレベル。1時間もあれば県を一つ余裕で崩壊出来るクラスで出現が確認された場合緊急警報が発令される。
最上位竜種に海中の上位魔物や元はC〜Ｂ+の中高ランクの魔物であった特殊変異個体がこれにあたる。
軍人だと大尉五人or少佐三人or中佐二人で1時間時間稼ぎ可能。
佐官クラスや学生では荷が相当重く最低でも軍人の大佐二人or少将一人が最低限の討伐レベル。
過去に九州地方で生息が確認された。


AＡ＝大災厄と同レベルの危険で1時間もあれば一都三県を全て崩壊出来るクラスで出現が確認されたら軍人が民間人に構っていられない程。
将官を全て集めて総当たりでも良くて相打ち悪ければ全員殉職する可能性が高い。
災厄種の特殊変異個体や全く未知の魔物がこれにあたる。
過去に二度ダンジョンから出現したと予想され大打撃を受けた。一度は北海道から南下、二度目は沖縄から北上してきたと見られる。


Ｓ＝現れたのは10年前で多大の軍人及び学生に民間人の命を散らしつつ軍が総出であくまでも退けるのが限界だった最強種。当時は各階級につき人数が三倍程いた(元帥と大将を除き)が現在は三分の一へと軍人の数が減った大きな要因。
今出現した場合日本沈没はほぼ確実と言われている。


《まだレス禁》