赤の騎士 2017-03-01 00:05:01 |
|
通報 |
(早朝、未だ薄紫の空の下を規則正しくピシとした皴一つない軍服で城内を進み。冷たい風に冷やされた薔薇は普段よりも匂いを潜めて幾分か過ごしやすく庭園の散歩を。散歩を終えれば城内に戻りコックの作る朝食を少しゆっくりと摂り、こんなにもゆとりの在る過ごし方にも理由は有る。珍しく重なっていた仕事が落ち着いているからで、そんな折に仕事の手伝いが有ると話を受ければ長い耳を持ち上げてからその相手を聞き、休暇を共に過ごしてもらおうと考えを変え承諾し。外へ出る支度を行うと彼女の部屋の前へ、数回のノックをトントンとハキハキした動きで行い「詠凛、迎えに来た」短いながらも堂々とした声色にて此処へ来たことを伝え、折れる事を知らないような背筋と耳をピンと伸ばしながら堂々とした佇まいをより強める様に腕を組んではその扉が開くことを待ち)
| トピック検索 |