《ラブライブサンシャイン》

ん？

曜ちゃんの声からねこさんの声がしたよ〜

(にやにや顔をしながらスプレーを前に向けて)

もう一度聞きたいな♪

こ、こらこら
千歌、悪い顔になってるよ
（ひきつった笑顔を浮かべながらじりっと後ずさって）
って、千歌、時間時間！

えぇ〜

だって すごく可愛いかったんだもん♪

(にやにや顔をしながらもう一度聞きたいと思いきや再び時間って聞くと時計をチラリ)

本当にやばくなってきたね

んぅ～
ヘンな声聴かれた
（かぁっと下を向いて）
って、ほら、今なら走れば間に合うよ
早く早くっ！
（もぞもぞ制服を着て荷物を持ってぱたぱた足踏みして）

ちょっと待って にゃっ

(着替えて鞄を持ってバス停走りなんとか乗り込んで)

ま、間に合った にゃっ

（息を切らせてバスに乗り込むと、離れた席に座ってむすっと黙りこんで窓の方に顔を向けて）

うっ、

よ、曜怒ってる…にゃっ？

(何も話さない曜ちゃんの隣に座って覗きこんては頬を指でツンツンして)

ふーんだ、千歌のことなんてしらない
（窓に顔を向けたままつーんとした態度でつんつんされても無視して）

ご､ごめん…曜

(今度はちゃんと顔を下に向けてあやまりながら)

でも､すごく可愛かったよ…

（海水浴場前のバス停がアナウンスされると、降りますボタンを押して
ちょっとシュンとした様子の千歌をﾁﾗｯと見て
バスが止まると荷物を持ってひとりですたすた降りて千歌を待って）

うぅ…

(バスが停車すると荷物を持って落ち込んだままバスから降りて)

千歌、行こう！
（千歌の手を握って砂浜に向かって走り出して）

えっ、あっ、うん。
ごめんね…
(手を握って浜辺まで曜ちゃんの後ろから走る途中でもう一度謝っては海ギリギリのところに止まって眺める)

綺麗…だね。落ち着く…

うん
やっぱり内浦の海はいいね
（まだ日は高く、波に光が反射してキラキラ光って
ふたりで並んで海を眺めながら千歌の手をぎゅっと握って）
わたしのほうこそゴメンね？
ホントはそんなに怒ってなかったんだけど、なんだか少しイジワルしたくなっちゃって
・・・お詫びのシルシ
（千歌の頬に軽くちゅっ、とキスして）

んっ…///

うぅ…曜はイジワル好きなんだから…でも良かった。
(安心したように曜ちゃんの頬にキスで千歌は笑顔に戻ってはそこから海をジッーと夕陽をみながら見つめいて)

えへへ
ゴメンゴメン
（ホントに反省しているかどうかは怪しい感じで）
ね、ダンスの練習、する？
（海を見ている千歌の顔を覗きこんで）

いいね。

海をバックしてダンスはいいね(曜ちゃんの提案に賛成する)

曲はどうじょうかな？(スマホを取り出して)

曲は指定曲があるから
ダウンロードしといたよ
（再生すると誰でも知っている国民的男性アイドルユニットの流行曲が流れて）
振り付けはコレ
（カバンから簡単に振り付けをまとめた大学ノートを取り出して）
千歌のスマホでこの前のダンスの動画、見れるかな？

見れるよ♪

ちょっと待っててね…

(ポケットからスマホを取り出してはダンス動画を曜ちゃんを見せて)

砂辺でちゃんと踊れるかな？

うん、ばっちり！
ありがと、千歌
（スマホの画面を覗きこんでOKサインを出して）
靴、脱ごっか
（靴と靴下をぽいぽーいと脱いで裸足になって）
ふへへ、くすぐったい
ほら、千歌も！