スティーブ・ロジャース 2017-02-17 20:32:20 |
|
通報 |
>>ナターシャ
どうであれ君の部屋に入るってだけで心臓が破裂しそうだよ。お邪魔します
(タクシーの停車と共に膨らむ想像は口に出す前に否定され、それでも恋人が生活する場所に足を踏み入れるのは緊張するもの。玄関先で律儀に頭を下げ、土足のまま上がろうとした足を止め彼女に続いて靴を脱ぎ廊下を進み。「あー、色々とごめん。何から何まで世話になります」お言葉に甘える前に再び頭を下げ。失礼だと頭では理解しても初めて入る、しかも恋人の部屋にキョロキョロと見渡す動きを止められず成程シンプルだと納得し「君にピッタリくっついて離れないから広さは関係ないし、部屋の色はこれから二人で飾れると思えばシンプルで丁度いいや」早速のポジティブ思考と得意技に加わった惚気を披露し「愛の巣って良い響き」ニヤニヤと緩む口元に手を当て、此れから先二人に訪れるであろう幸せな生活を思い描き手を離した顔に満面の笑みが浮かんで)
| トピック検索 |