少女を人質にとったとき、 // 無登録・指名制 //

“強盗団”

十年前から世界各地に出没しはじめ、近年話題になっている、都市伝説にも似た謎の４人組。
メンバーはアメリカ人の男、イタリア人の男、イギリス人の男、日本人の男で、いずれも中年。
主に金銭絡みの犯罪を行っており、銀行を襲撃する、絵画や宝石を盗み出す、身代金を要求する、といった様々な手法をとるが、基本的に犠牲者は出さない。
小規模ながら有名な犯罪グループで、彼ら自身が特に組織名を名乗らないため、シンプルに“強盗団”と呼ばれている。


“アラネオ”

ニ十年前から国境を越えて存在する、世界的な犯罪組織。
薬物取引、違法開発、暗殺、災害に見せかけたテロ、他の犯罪組織との潰し合いといった、ほぼ全種類の犯罪を犯しているとされているが、一般市民よりも要人を狙う殺人が圧倒的に多い。しかし襲撃対象があまりにも多種多様であるため、その目的は不明である。
二十年前の最初から社会的に深刻な被害を出し続け、尚且つ残酷な殺人を厭わないため、十年前からポッと出てきた“強盗団”とは何の関連も疑われていなかった。



▼ギデオン・スタインベック

186cm / 黒髪 / 青灰色の瞳 / 黒のライダースジャケット、エンジニアブーツ / どこかカリスマめいた魅力のあるハンサム
強盗団随一の天才肌こと自由人。
強盗団の結成者でありリーダー。元々“アラネオ”のとあるチームで働いていたが、一時抜けた後、戻ってきて独自に“４人組”こと強盗団を結成。やっていることは下っ端なのに何故か“マダム”直属のチームという奇妙な地位を築きあげた。
言う事成す事基本滅茶苦茶。万物は俺に平伏せ（マダムを除く）、泣き伏しながら慈悲を乞えというとんでもない俺様思考。俺様思考極まりすぎてやや天然気質の傾向あり。
しかし、“俺は崇高で完全無敵だ”≒“俺の見込んだ仲間にも俺に見合う凄さがあるべきだ”というわけのわからぬ思考回路で仲間を強く信頼、時には厳しく鼓舞することもあり、他の三人はこの滅茶苦茶理論に振り回されながらも、彼の信頼に応えようと、自ずと成長を遂げてきた。
本人の貫く正義は、何があろうと仲間を信じること、どんな苦境に立たされようとも、ジョークを飛ばして陽気に笑う余裕を忘れずにいること。
恋愛においては、隠し立てせずに基本正攻法。だが気に入られたいあまり空回りし、肝心なところで相手を怒らせてしまう傾向にあるため、たびたびしょんぼり落ち込むはめに。
潜入、戦闘、強奪といった、“花形”の実戦分野を主に担当。というかそれ以外では役に立たない。が、ふとした瞬間に天才的な閃きや言動を発揮するため、何だかんだリーダーとして仲間に認められている。


▼ロメオ・ガリヴァルディ

181cm / 赤茶の髪 / 緑色の瞳 / 胸元の大きく開いたワインレッドのシャツ、黒いジーンズ / 腹が立つほどの色っぽいハンサム
強盗団随一の女好きこと遊び人。
世界を「自分と女の子とそれ以外」で三分割している、中年にもなってお盛んな救いようのない色魔。
息をするようにナンパするし、自分自身すら愛でてやまないので残念なことこの上ない。
ただし、五股六股がバレて女性に引っぱたかれたり殺されかけたりしてきた経験は数知れず、故にその逃げ足は強盗団最速でありいっそ清々しいレベル。元々生来ビビりである。
本人の掲げる正義は、「可愛い女の子至上主義」「あまねく男はこれすべて美女の下僕なり」。可愛い女の子限定でドン引きレベルの下僕根性を発揮。つまり自分を引換にしてでも、女の子は絶対に守る。女の子が自分に助けを求める限り、血を吐こうと骨が折れようと、男たる者として闘うことを諦めない。
恋愛においては、相手が本命になればなるほど臆病になり、らしくもなく、また年甲斐もなく純情になる様子。
ある日スタインベックに連れられてふらりと仲間入りしたが、元々は大金持ちの家のボンボンらしく、何故強盗団に入ることになったのかは不明。
諜報（色仕掛け）、交渉（やっぱり色仕掛け）といったコミュニケーション分野を主に担当。戦闘はやや不向き。逃走経路を用意するのはお手の物。


▼アイザック・クロフォード

183cm / 白髪混じりの金髪 / 青い瞳 / 少しくたびれたカーキのコートとグレーのスーツ / 苦労が刻まれた誠実そうなハンサム
強盗団随一の説教役こと苦労人。
４人組最後の良心。紳士的で穏やか、父性に似た包容力を持ち、常識的で思慮深い。しかし世話焼きな性格が災いして、他の３人の手綱を握る役回りに。
本人の正義として、雨が降ろうが槍が降ろうがティータイムだけは強行する。ただし、毎回尋常ではない量の砂糖をぶち込む甘党ぶり。
また舌が壊れているからか、彼に料理を作らせると、見た目は完璧だが味は災害レベルで不味いと専らの噂である。料理以外の家事は万能。
他の３人評して曰く、「甘党のくせにブラック」「心優しい紳士のふりした腹黒策士」。どうやら優しい顔の裏にはドＳな本性が隠れているらしい。ただし、これを裏付けるエピソードを話して聞かせようとしても、どこからか大量の砂糖が降ってきて話にならない。
恋愛においては、理性が働きすぎるがために、また相手のためを想うがゆえに、自分の感情を強く強く押さえ込みがち。“良き大人”であろうと、一歩引いてしまう。あとわりと本当に鈍い。
単独で詐欺師をやっていたが、スタインベックに見込まれて、彼に続く強盗団のふたり目、ブレイン枠として仲間入り。
潜伏地確保、情報収集、本部の幹部やマダムとの情報交換といった事務分野を主に担当。他にも、誠実そうな顔をビジネス分野の詐欺に利用する。


▼桐生 啓次

178cm / 黒髪 / 黒い瞳 / 薄汚れた作業着や何かしらの職業制服 / 目つきの悪い不機嫌そうなハンサム
強盗団随一の朴念仁こと仕事人。
無愛想で感じが悪く、口数が少ない割に口も悪く、放っておけばいつも黙々と仕事をしている。かと思えば不意に冗談を口にして笑ったり、飄々としていていまいち読み切れない男。
本人の正義は、任された仕事は絶対に完遂すること。仕事に対する意識が高く、頑固な程に仕事の鬼。また時間に敏感で、少しのズレも許さぬあまり、秒指定までできる恐ろしいほど正確な体内時計の持ち主となった。
食事にもうるさく、仲間が食材をネタにした悪戯をしてみたところ無言の逆鱗に触れたため、以降仲間内で“食べ物は大切に”という暗黙の掟が出来た。基本婉曲的にしか話さないので、察しきれない欧米圏の仲間たちは必要以上に恐れている。
恋愛においては、元々本当に本音を話すのが苦手なため、言葉より先に行動で示す傾向にあり。ただし言葉にするのがあまりにも苦手過ぎてツンデレになりがちである。
アジア圏の犯罪組織にいたが、組織内でトラブルになり命の危険が脅かされていたところ、スタインベックが半ば強引に引き抜いた。
盗聴器や発信機などのモノづくり、成りすましを駆使した横取りといった、物資調達分野を主に担当。また元々喧嘩に強いので、サポートを目的とした実戦も買って出る。


▽マダム
？？？ / ？？？ / ？？？ / ？？？ / ？？？
“架空スイス”に本部を置く犯罪組織、“アラネオ”の創設者であり女ボス。４人組より１回りほど歳上の妖艶な女性らしいが、実態は謎めいている。
しかし強盗団の４人組は彼女を酷く畏れ、もとい恐れており、かつて酔った勢いで手を出しかけたガリヴァルディは、その晩のことを尋ねると笑いながら錯乱するほど。マダムとの電話対談の予定日が近づくと、普段冷静なクロフォードや桐生も冷や汗を流し落ち着かなくなる。マダムに気に入られているスタインベックさえ、未だに緊張が抜けないらしい。
マダムの組織網はまさに“蜘蛛”の巣の如く世界中に張り巡らされており、国ごとに支部がある。
スタインベックのチームは、アラネオの運営資金の調達という、ほかの末端チームと同じ下っ端仕事を担当。他の資金調達チームと違うのは、特定の拠点を持たず常に動いているという点。世界の注目を集めるのは、拠点を持つチームの犯罪から世界の目を逸らすため。
しかしこれは表の仕事で、各国のアラネオ組織員の裏切り者を調査・抹殺するという特殊任務をマダムから命じられている。
マダムは“スイス国王”と何かしらの深い因縁があるようだが、詳しいことは不明のまま。



※施錠中※

“少女”

哀れにも強盗団の人質になってしまった少女。
下は12歳から、上は24歳まで。
要人の娘や姪、情報を持つ人間の関係者、敵の犯罪組織の関係者、たまたま居合わせた通行人、または彼らを調査していた国際警察“インターポール”の新人捜査官・訓練生など、関係は実に様々。
４人組が目的を果たすまで解放してもらえないが、何かと笑わせてきたり、綺麗な花束を贈られたり、温かい紅茶をともに飲んだり、美味しい和食を出されたりと、思いのほか好待遇。
それでもやはり犯罪集団、時折恐ろしい出来事に彼女を巻き込むこともある。
いつか別れを選ぶのか、別れざるを得ないのか、それとも彼らと生きるのか。
すべては少女の御心のままに。


▼少女

名前／
国籍／
年齢／
身分／
容姿／
性格／
備考／
人質になった経緯／
舞台にしたい国／
指名／（特になければランダム選択）

▪お声がけや相談は、本体口調・キャラ口調どちらでも
▪NL対応
▪恋愛に発展しない、曖昧な絆を築く展開も可能
▪連続指名可能、常連様歓迎
▪ＰＦは簡易で構いません、２回目以降に引き継ぐこともできます
▪ＰＦ、ロルから相性を見てお断りすることもありますが、ご了承ください
▪ロルは長〜。マンモスも可能、ただしお返事がやや遅くなります
▪世界観に沿う範囲で設定持ち込み可能
▪６時間無反応で一旦リセット。主も寝落ちしてしまうかもしれませんが、ご了承ください
▪一度にお相手できるのは３名様まで
▪規約を読んだ証として、PFに簡易なロルテを添えてください。場面は問いません
▪一対一にお誘いすることがあるかもしれません
▪質問はご自由に！


！解錠！

“少女”をお待ちしています。