パラレルワールド

>レゴラス

だが現にあんたは俺を見ている。レゴラスがお人好しで嬉しいね
(言葉の棘を巧みに躱しふにゃりと溶かして小刻みに笑い。友好的な会話でなくとも見た目に反して毒のある相手を気に入り、率直な発言を聞き唇を舐め「貞操観念が強過ぎる女の方がお好みってか？」男性の自論に耳を傾け柔らかな瞬きを一回「そりゃ俺は騙す事を得意とする男だからな、あんたの言う通りさ。好き勝手にも限度があるだろ、クソみたいな人間と同じ事をレゴラスがするってのは頷けない」燃え上がる火に魚を焚べ序でに葉巻も失礼「なら俺は欲深すぎて爆死したってのか、ははっ」ぷかりと煙くねらせ)

>オーウェン

俺も俺自身が信じられねぇもんだ。強い意志には他人を突き動かす力がある
(皮肉と思しき発言の中に悪意を感じられず、真っ直ぐな目を向け歯並びをちらつかせ。長々と喋った後の喉の渇きを癒したくて瓶の底に僅かに残った水滴を振り落とし。手助けの後の愚痴を鼻で笑い「顔を恨むなよ、それと俺を恨むのも御門違いだ」汗ばんだ腕で頬を拭って。威嚇で怯んだコヨーテの連れの脚めがけ数発「いーち…に、さん。三人組とはありがちな数だな」素直で真っ直ぐな女房の銃口から上がる煙を吹き消し)
(／此方へのお返事がもうずれてしまっていますが了解しました、ありがとうございます！)

>ザック

ヒロイン扱いしているつもりは無い、今日からお前を相棒に任命してやるよ
(苦笑いが訴える中身は解らないと言えば嘘になる。年頃の少年が少年を抜け出して強くあろうとするならば最善の関係はただ一つと一度だけ頷き。気遣いなのか本心なのか「正真正銘の正義漢から見りゃ俺はクズに間違いない。其のクズがヒーローに見えるってなら俺はザックの前でヒーローとして振る舞うだけさ」困惑もあれば照れの端っこもあって眉下げ鼻から息吐き。限界サインに笑いが爆破「ああ悪かった、ザックには未だ早い話題だよな大人の火遊びってヤツは」にやつきを隠さず)