パラレルワールド

>オーウェン

…イレギュラーだがまあ良い、俺は或る賞金稼ぎの男と有り金叩こうとした女に依頼されて集められた六人組の内の一人だった
(喫煙のチャンスが無い旨を察し憮然とした顔で肩を竦め。視線を逸らし砂埃の中のローズ・クリークを思い浮かべては語り始める命懸けの勝負。叩く力はよい体格相応の強さで少しばかり足がふらつき「そいつは残念。色男に傷を付けてくれるなよ」普段の調子でへらへら笑うばかり。麗しき本妻を引き抜き器用に一回転「抜ける為にはお互い生き残る。俺達には幸い銃を扱える腕があるからな」唾液を垂れ流すコヨーテの全身が現れる頃には自然と背中合わせで立つ形となり)
(／いえいえ、此方の管理もされていらっしゃる方ですので安易には言えないかなと思った次第です！かしこまりました、基本的には此方の場所を優先する形にて別途主様とお話させて頂きます。)

>レゴラス

さあどうだかな。ちょっとどころか石炭よりも真っ黒だぜ？
(叩かれても尚素面の酔っ払いは治らずへっへっ声を立て続け。腹部を摩り決め付けのウインク一つ、返されたフォローを屁とも思わぬ様子で「俺を見た女は全員腑抜けてこう叫ぶ。ああファラデー…私を早く抱いて！とな」実際は飛ばしたウインクを遮られた事もある自称色男の話を真に受けるとは思えないのだが。馬鹿なフリを止め始めて真顔を作り「ああ、きったねぇ人間ばかりさ」落ちる小魚を受け止め尾を掴みぶら下げ「おいおいレゴラス。人間は魚を生では喰わない。火が欲しい、でなきゃ俺は腹をぶっ壊してまた死ぬ」)

>ザック

安心しろ、必ずお前は無事に帰れる。いや、俺が帰す
(勇敢な若者の誓いに再び柔らかく目を細める其の心は非常に穏やか。少年と少年の弟の為にも宣誓した事は必ず貫く、例えイカサマとハッタリで生きてきたギャンブラーであっても。あべこべに子どもに慰められる自分自身も笑える「お坊ちゃんが薄汚い野郎を労ってくれるとは驚いた。痛みより俺は俺の生き様を守った事に満足してる。俺は必ず最後に…」勝つ、笑くぼは自信と信念を表現。「大人？ふーん、例えばどんな方法か言ってみろ」要らない絡みから逃さず少年の唇を両端から指で押し潰し)