>>オーウェン ああ..今から帰って本の続きを書くつもりだった (両手を上げる相手に形式的にも見える微笑みを返して。周りを囲うように生えた背が高い木や濃霧に興味よりも不気味さが感じられて「あ-..良かったら、一緒に歩いて街を探さない?」初対面の相手と時間を過ごすのは苦手分野だがこの不可解な状況では選り好みもしてられず