「蛇足。」

オイオイ、最近のお巡りさんは独り身の心のケアまでしてるんですかァー？いやご立派なこって。⋯ーーったくテメェも暇なら一杯くらい付き合えよ。あ、もちろんお酒のお代は置いてけよな(ズドンと隣に腰掛けた男に、御猪口を軽くあげながら軽口叩いて見せるも｢あーあ、面倒臭せえ｣と呟きながら台所に出向きもう一つの御猪口を持って机に乗せ)


あーっと、そうだった。なんかあんま考えてなくてなァ、二人でのんびり駄べりながら話せたらって思ってただけなんだけどよ。土方くんと話すの嫌いじゃねえみたいだから？まぁ⋯なんなの、わかんねぇけどお互いそうゆう感情持ったらそれも有りなんじゃねぇかってな。会ってすぐその気持ちぶつけんのはさすが無粋だろ？徐々にでいーんだよ、徐々にでな。俺は大人だからそのへんは弁えてるって。

一応こんな仕様が無い考えなんだが、それでも話してくれるってんならこっちは願ったりだぜ。