主おじさん 2017-01-26 20:28:46 |
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あの日と、あの日の俺と…今の俺とは、違う。剣はテオに教わっても使えなかった…けど。
(自身の愛する女の甲高い悲鳴を聞くや否や、薪を拾うため伏せていた目をぱっと音の発生地へと向け、それと同時に彼女の名を鋭く呟くと折角たくさん集めていた薪など気にせず放り、一目散に叫び声の方へ走っていき。目的地へつき木々の合間からそうっと状況を覗えば、停泊しているキャラバンの横で彼女が山賊らしきぼろ布をまとった男たちに刃を突き付け脅され、今にも連れ去られんとしているのが見え、瞬間、脳裏に浮かび上がるはテオに守られるだけで十分に戦えなかったあの日の光景。その記憶を振り落とすように強く頭を横に振ると、恐怖で震える足を叱咤しつつ己の内から勇気を振り絞る様にブツブツと上記を口内で唱え、懐に隠してあったジュウを抜き相手に構え木陰から出るも息は浅く絶え絶えであり。今にも逃げ出したい気に陥りながら、中々定まらない照準を必死で合わせようとしてタイミングを見計らっていると、的に捕われている彼女のひきつった表情が目に入り、己以外がその表情をさせていることにカッと怒りがこみ上げてきて、ぐっとジュウを握り構え直すと「けど俺だって…俺だってジュウくらいは使える…っ!!もうアイツに手出しはさせない!!」徐々に大声を張り上げ、それに何事かと立ち止まり振り向いた相手、彼女を捕えている相手の脚へ今だ!と歯を食いしばり意を込めて引き金をひき)
(/スペース感謝です。本編のメア君は簡単に使ってたけどダメ度がそこそこだったら、こうなっていたという妄想。そして対人向けじゃないロル…。もっと簡潔で楽しいロルを回したいです。失礼しました。)
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