主おじさん 2017-01-26 20:28:46 |
通報 |
(遠くのほうで、楽しげな声や小鳥たちの歌声が聞こえる。鼻腔をくすぐる紅茶の香り、大木に寄り添うように生えた苔の湿度。狂ったお茶会は、今日も飽きずに開かれているのだろう。頬を撫でた風はやさしく森をぬけていく。淡い夢の中。 ―――誰かの声がする。 そっと水底から掬い上げられるかのような目覚め。長い睫に彩られた瞳は、琥珀) ―――― あなたは、 …… ? (まだ、ぼうっとする頭で言葉を紡いでは目前の相手を確認するように視線をやる。どうやら、白馬の王子様とはいかないらしい。けれど、長い尻尾に美しい毛並の三角耳。ネコ科特有の瞳は宝石のように美しかった。頭がだんだんと働いてくるうちに、自身の呑気な行動を今更に悔やむ。先程まで穏やかであった波立つ心を、隠すようにバスケットを胸元に寄せた。)
(ブランクが長すぎて、なかなかロルも勇気も沸いて出ないのですが練習していつか参加したいです…!!)
トピック検索 |