主おじさん 2017-01-26 20:28:46 |
通報 |
僕が追っている獣と君は関係はないのだろう──しかし、目の前に立ちはだかるというのなら如何な敵でも斬り伏せてみせる。…さぁ決着を付けようか
(月が薄暗く周囲を照らす中、通行人は勿論周囲に民家すらない地に土で汚れた一人のサーヴァントは己の身長を優に超える巨大な獣と対峙していた。不可視の剣で応戦するも一向に倒れる気配を見せないどころか傷を負いながらもなお攻撃を仕掛けてくるそれは、一つ一つが重く見た目からは想像もつかない俊敏な動きで獣は地鳴りのような咆哮を上げ数秒前に立っていた場所を尽く粉砕してみせる。真面に受けてしまえばひとたまりもない、反撃の機会を窺うも砕かれて飛んだ岩の欠片が頬を掠めチリッとした鋭い痛みに目を細め。これでは埓が明かないな──途端騎士が右手に持つ剣から風が吹き荒れる。周囲の木々を騒めかせゆっくりと鞘から抜くように黄金の光を放つ刀身を見せたそれは恐らくは誰もが知っているであろうかの有名な聖剣。またその所有者の彼こそは今は無きブリテンの王にして蒼銀の騎士、アーサー・ペンドラゴン。刀身を隠していた風王結界の解除に起こった風に怯んだ隙を見逃す彼でなく十分な間合いを取り──十三拘束開放─胸と同じ高さで真っ直ぐに聖剣を両手で握って構えると魔力の光が集まる熱を目を瞑り感じながら──承認─瞬きと共に課せられた十三の拘束は当てはまるもののみが解けていく。足元には光の渦が徐々に広がっていき、次に己が課せたそれは善を良しとし悪しきを倒す拘束──是は、世界を救う戦いである─瞑った目を開きすぐ近くまで迫り来る敵を捕捉すると、最高峰の知名度を誇る宝具の真名、約束された勝利の剣を叫び謳う。全ての力を開放できなくとも膨大な熱を蓄積させた聖剣は下から上へ振り上げられ地を抉りながら一直線に眼前の敵へと飛んでいき)
(/スペ感です。結構なブランクがあったのでこのようなスレを発見し早速練習させていただきました。それに豪快に宝具も打てたのでスッキリできました。ありがとうございます。)
トピック検索 |