主おじさん 2017-01-26 20:28:46 |
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(/もしかしたら参加者様方には解ってしまうかもしれないけど、語彙力の無さに自己嫌悪中なので練習させて頂きたく…。名前は伏せさせて頂きますが創作キャラとして。)
( 同級生の計らいで二泊三日の旅行に行く事に。令嬢である彼女の家は無数の宝石を有しており、今回はその中の一つのお披露目パーティだとか。元々高価なものは興味が無く、多少高校生になって色気づいた今でも高くて数千円程度のアクセサリーを使用しているけれど。ただ、今回は薔薇をモチーフにしたクリスタルがあしらわれたネックレスが妙に気になり、彼女の誘いに乗ったのである。親友と呼べる間柄ではなくとも、クラスで誰にでも分け隔て無く接してくれる彼女に対しては好感を持っており、元々友達付き合いが苦手な自分としては憧れの的。壇上で優美な姿を見せる彼女につい見蕩れてしまい。粛々と進められていた式典の最中、ふとブレーカーが落ちたのか会場が暗闇に包まれて。あちらこちらで上がる悲鳴を聞き、身体が無意識に震える。司会者の宥める声も悲鳴にかき消される中、共に来ていた友人達の姿を探そうとするも、一筋の光も無い中では困難で。こんな中でも頭の片隅では冷静に、電気系統がやられてるのかな?等と考えられる辺り自分は意外と肝が座っているのだろうか。変な思考につい笑ってしまいそうになるのを堪え、手探りで壁際に寄ろうとするも人がごった返して倒れない様にするだけで精一杯。──その瞬間、パッとついた眩いばかりの照明に目が眩み。ふらつきそうになる身体をしっかりと両足で支え、目を細めると全身白で纏めた誰かがスッとガラスケースから何かを取るのが見え。何度か瞬きをすると、その白い影は何処かへ消えてしまったが。天気の良い日に自分の影をじっと見つめてから空を見上げると、錯覚でその残像が空にぼんやりと映った様に見える。先程まで眩いフラッシュの中に居たのだから、それで勘違いしたのだろうと思い込んだ矢先───誰かのクリスタルローズが無いわ!という言葉に思わずガラスケースを見て。確かに、ガラスケースの中に飾られていたネックレスは跡形も無く消えており。先程とは違う意味でザワつく会場に、不安げに眉を寄せ友人達の姿を探し。 )
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ということがあったんだよ…、怪盗って凄いよね。…って、聞いてた?
( 以前、知り合った男子高校生に休日中の出来事を語っていた時、青年が上の空である事に気付きそう声を掛けて。目の前の人物がかの有名な怪盗だなんて微塵にも思わず、やや咎める様な口調で。全く、にんまりと新聞を見て何が面白いのだろう。そう思い、そっと新聞を覗き込むと大々的に取り上げられた休日の出来事。警部が鬼の形相でガラスケースを持っている姿に「嗚呼、彼女ちゃんのお父さんでしょう?」と。彼女では無いとほんのり頬を赤く染めて噛み付く姿に微笑ましさを感じつつ、「でも凄いよね。犯罪でここまで人を魅了するなんて…。やってることは良いとは思えないけど、それでもあの手際の良さとか凄いと思う。」なんて告げれば。語彙力の無さ故に稚拙な言い回しになってしまうも、ふと目の前の青年が得意げな事に気付き。「いや…、別に──君のことは褒めてないよ。この人のことよ、この怪盗。」私には真似出来ないよ、と付け加えては笑って。 )
(/スペース有難う御座いました。自トピの創作のキャラを掴む為、使わせて頂きました。)
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