◆本当は怖いグリム童話◆3L/人数制限/再建

【国民たちの指名手配書】

「 なんと酷薄なこと！よくもあれだけの命を、いとも容易く奪い取ってくれる＿＿これ以上の犠牲など、断じて払わせてなるものか 」
「 貴女の為ならこの命を天秤にかけても良い＿＿今は何よりも、この手の温もりを失うことの方が幾倍も恐ろしいんです 」

名前／ アルベルト（ 略称＝アル ）
役職／ 13番目の息子（ 『 死神の名付け親 』より ）
性別／ 男
年齢／ 21
外見／ 灰色がかったブルネット色の髪は襟足をすっきりと刈り上げたマッシュショートヘア。くすんだ銀灰色の瞳を持つ二重目蓋の双眸は下三白眼でやや伏し目がち。白い肌と品のよい顔立ち、常に一文字に引き結ばれた薄い唇からは芯の強さと育ちの良さが伺え、聡明で知的な印象を与える。身長175cm程、全体的に痩身で貧相な体躯。白のスタンドカラーシャツに灰色のウエスト・コート（ベスト）、ダブルブレストのフロック・コートを重ね、襟元をクラバットと金の留め具で飾ったパーティ向けの礼装。細い縦縞模様が入ったダークグレーのパンツに、足元は黒のロングブーツを着用。

性格／内向的で忍耐強く、頑固で神経質、冷静な観察力と高い自尊心を持ち且つ現実主義的＿＿と医者らしい人格を大いに備えていながらも、何しろ出生は無産階級の貧困層、自らも苦しい少年時代を送って来た過去を持つ故に、貧しい者の心に寄り添う深い優しさも持ち合わせる。また非常に努力家でもあり、少年時代にはじめて医者を志して以来は片時も医学書を離さず読み耽り、終日医学の習得に励む毎日である。その傍ら童話の中で姫と結ばれる機を逃した経験からか"お姫様との結婚"には未だ強い憧憬を捨てきれずにいるらしく、秘かに逆シンデレラ・ストーリーを夢見るなどロマンチストな一面も。

得意なこと／ 医療、勉学、緻密な手作業
苦手なこと／ 力仕事、近距離戦闘

備考／ 城の庭園にて爆発に巻き込まれたものの、運良く爆発位置からは離れた門口付近にいたこと、爆風によって飛ばされた先が生垣の中であったことが幸いし多少の裂傷や火傷を受けつつも大きな怪我には至らなかった。周囲の惨劇を目にし、医師である身として彼らを見捨て置くことに心を痛めながらも、他の生き残った者達をと共に直ぐに城外への脱出を試みた次第。城下町を彷徨い歩く異形の怪物達から逃げつつ、怪我の治療と一先ずの避難を目的に自身の医院を目指す。
＿＿小さな医院は城下町の南側、城から南門へ向かうその中間付近の小路地に面して佇んでいる。

名前は洗礼時に死神より賜ったものであり、由来は"Adalbrecht"（ 高貴な光 ）から、その短縮形。その意味は将来の成功を暗黙裡に約束する為のものであったという。

持ち物（現在）／ 無し
持ち物（予定）／ 薬草（ 昔死神から与えられたものを医院の庭で栽培中。万能薬ではあるが、予め生存する運命が定められている者にしか作用しない ）ほか包帯等の救急用具が入った鞄（ 再び医院を出る際に薬草と一緒に持ち出す ）



（ / 13番目の息子でkeepをお願いしていた者です。遅くなり申し訳ありません…！PFが完成しましたので、ご確認の上、不備等御座いましたらご指摘の程宜しくお願い致します。またドッペル制限は４名までとさせて頂き、後ほど様子を見て数を増やすなど対応させて頂こうと思います。 ）