悪い夢（nl）

Ｄ
名前･高森 祐樹(たかもり ゆうき)
性別･男
職業･大学生

性格と備考･穏やかで優しく、どちらかというと大人しい性格。人当たりは良いけれど、積極的に人と関わるほうではない。他にもつるめる相手はいるのだが、数ヶ月前に幼馴染みを失ったＡのことを気にかけているため、最近、大学内ではよくＡといる。
Ｃのことを大切に想っているが、兄であるＢに向いている気持ちにも気付いている。もし、兄が自分から見て良い人間に見えていたら黙って引いたであろうところ、恋人の死後にすぐＡに気持ちを乗り換えた薄情で軽薄な男に見えてしまっている為、抱えている感情は複雑。嫉妬も相俟ってＢが不幸になればいい、Ｂに制裁()が下れば良いという気持ちもあり、そのＢに惹かれている様子のＡとＣにも煮え切らない想いを抱えてしまっている。

容姿と備考･中肉中背、やや褐色の肌。黒の短髪だが、年頃の青年らしく、容姿にも多少は気遣い、髪にはワックスをつけて少しふんわりさせている。服装にも適度にお洒落を取り入れているが、派手なものは好まず、落ち着いていて、かつ野暮ではないデザインのものを好んでいる。店でＣに服を選んで貰うこともしばしば。

大切な人･交際相手(Ｃ)
大切な人について･Ｂに恋人が出来た後に付き合うようになった女性。Ｂの会社の先輩であり、Ａの幼馴染の姉である。年上で交際前から憧れの人だった。交際後は浮き立つ気持ちになっていたが、やがてＣの気持ちはＢに向いているものと気付く。Ｃの幸せを願いたい反面で、Ｂと一緒になることが幸せだと思えない点にジレンマを持つ。

設定の備考･本来は兄のことも好きであり、尊敬していた。しかし、Ｃに絡んだ嫉妬や幼馴染の死後の変わり身から、蟠りを抱えてしまうようになった。表面上は昔からの変わらない態度を取ろうとするが、根底にある冷めた感情、時折滲む素っ気なさやぎこちなさはばれているかもしれない。
Ａとは友達同士で持ち前の優しさから、ことに幼馴染の死後には気遣っている。だが、Ｂに気持ちを寄せているらしい点に対しては複雑。Ａに罪はないはずだし、元気になってほしいからと応援したい気持ちを持つ反面、Ａの恋の成就がＢの幸福と直結することから、関係をぶち壊してしまいたいという思いを持ってしまうことも、残念ながらまた本心である。