甘々 2017-01-02 16:58:52 |
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(/是非それを取り入れさせて頂きたく思います…!少しじれったい様な距離感を思うだけで楽しみです!それでは早速キャラの方を出させて頂きます…!文章表現が分かり辛い等が有れば教えて頂けると助かりますー!)
(ギラギラと煩いほどのネオンが点滅し、蔦のように絡みついた赤白テントの中で行われるサーカスショーは所変われど大反響、客足途絶えることなく拍手喝采の満員御礼。老若男女が入り乱れ、席が狭いと駄々を捏ねる悪餓鬼も軽快なミュージックと万華鏡のような不思議が詰まるショーが始まると口が縫い合わされたテディベアのように黙るのだ。飼い慣らされたライオンがガオと唸ればあちらの貴婦人は醜悪な面構えで甲高い悲鳴を上げていた、玉乗り上手な地上曲芸師が幾つも重ねた球の上でナイフのジャグリングを始めれば設置されたリンゴを貫くその衝撃に会場一同シンと静まり、練習の成果とでも言う様に一同そろってスタンディングオベーションと来たもんだ。賑やかな会場をワイワイとご満悦で帰路に就く客人を衣装を着たまま覗き見れば、ステージ上の演者とてステージを降りればただの人と言う様にだらける控室で息を付く。ペットボトルの中身が空だった、”ゲエ”と潰れた声を上げては「ねえ、だれか俺の奴飲んだ?」控室で化粧を落としたり休憩したり各々過ごすその中で誰に言うでもなく問いかける、内の一人が"ア~悪い!そこに有ったから飲んじまったョ。これで好きなの買ってきな"と札を一枚渡してくれた、なんとぼったくり価格。有難く頂戴したその札を握り、派手な衣装を脱ぎ捨てれば、既に感覚が壊れているのか一般的な私服というには聊か華美な服に着替えてから「レティ?__誰かレティみてない?」どうせなら新しいこの町を散策しようと貰った札を財布に入れてキョロと周囲を見渡し探すように足を進ませその名を繰り返し)
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