>130 縁も義理もない。もしかしたら、今日出会うことがなかったかもしれない。そんな相手が見せた態度に、少し戸惑いつつも、笑みを浮かべる。 「わかった…。そこまで言うのなら止めまい。だが、危険を感じたらすぐに逃げるんだ。」 勝手にしろと突き放しても良かった。しかし、それでも相手はついて来るだろう。相手の両肩に手を当て、約束してくれ、と言った。