刀剣男士 2016-12-03 02:24:40 |
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ん、おかえり。鶯丸が俺の祝いに淹れてくれたのか。じゃあ後で、彼に礼を言わないとなあ。
(一口かじった饅頭は小腹が空いていたのか、余計に美味く感じてやや食べる速度を早めつつ一つ目を平らげ。先の饅頭を気に入ったようで二つ目を取る手が自然と伸びて掴むと、包み紙を破って咀嚼した後に飲み込めば頬が綻んで目前の襖が開いたと同時に相手が戻って来たので、モグモグと口の中に物が入ったまま行儀悪く喋って。甘味を食べ続けて口内の水分が持っていかれて、知り合いが淹れてくれたお茶を飲もうと湯呑みを両手で包み込むように持ってはずずと音を立てて啜り。心身共に暖まりこちらもほっと息を吐き幸せな気分に浸るも、相手が本題に移ると先程までの表情から明るさは消え「…実は俺も良く分からん。主が決めた俺との同室を酷く嫌がるし、その理由を聞いたら“お前が知らないからだ”と言われてな…。どういう意味だ?光坊は知っているかい?」と湯呑みを置いて彼に会うまでに起きた出来事を簡潔に説明しては尋ね。)
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