頭撫でてよ、どうせなら。 (今我慢すれば後々好きなだけご褒美を貰えるのだと安直に解釈し、何より相手の表情からして困らせてしまっていると分かれば渋々要求を引っ込め。しかし宥めるように触れる手が背を叩いたのには些か不服で、頭を撫でるくらいならば許されるだろうと己の中でも曖昧な線引きで要求すると、ゆるりと頬を緩ませながら僅かに其方へ頭を傾け)