…うん、良いよ。行こっか。 (なんの気休めにもならない言葉に眉を寄せて暫く不服気に相手を見詰めているも、僅かにひんやりとした手に頬を撫でられると肩を竦めつつ立ち上がり。しかしその表情は名案を思い付いたと言わんばかりで、一足先に心成しか弾んだ足取りで玄関に向かうと靴を履き替えて相手を待ち)