…もうしない? (相手から問われる頃にはすっかり絆されてしまい既に許すも何も無い状態ではあったのだが、すんなり“許す”と口にするのは何と無く詰まらない意地の所為で憚られ。どうしようかと考えながら少しの間を開けた後ふと口を開けば、相手の肩口から顔を上げようとしないままぽつりと問いかけ)