みつただ 2016-12-01 22:27:08 |
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あっ、もう主ってば…。
(話が纏まったところで漸く相手が既に食べ終えてしまっている事に気づき、すっかり冷めてしまった朝食に再び手を付け始めて。相手が横を通りすぎていくその間際、不意に頭に手を置かれるとそこまでは気にせずに居られたものの流石に前髪を掻き上げられれば黙っていられず眉を寄せ。しかししっかりと合わせられた視線を逸らす事もできず、その上主人に尽くしてこその身の上である己に向けられるにはあまりに勿体無い言葉には閉口してしまい。彼の近侍で良かったと改めて思いながら頬を緩ませると、その嬉しさを伝えるべく軽く唇を合わせ)…うん、ありがとう。
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