master 2016-11-21 00:10:30 |
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――心配しなくて良い。お湯だからね。
(相手からの視線に気付かなければその心境を察する事も出来ず、故に心底心配そうな様子での言葉の意味も直ぐには理解できずきょとんと目を瞬いて。しかしあの研究所の環境を思い出せば何と無く言いたい事を察し、さらりと相手の髪に指先を通しながら微笑んで告げ。服を脱ぐと浴室へ続く扉を開け、途端に中から溢れて来る湯気に目を細めながら相手の手を取って中へ入って行き。湯船に入る前に軽く体を流してしまいたいのだが、相手の傷が染みないだろうかと考えるとシャワーのノズルを手にしながら言葉を掛け)
少し染みるかもしれないが我慢できるかい?
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