審神者 2016-11-08 17:48:49 |
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>>光忠
こりゃまた、随分と引き連れて来たなぁ…
(ちり、と肌を刺激する殺意に己が身の昂りを抑え切れず不思議と笑みが深まるのを感じては、光忠が刀剣男士としての本来の姿へ変貌すると同時にこちらも懐から札を取り出して。刹那、何処からか現れた刀を握り締めれば、瞬くほどの間にその身は真っ白な衣に包まれてゆく。鞘から太刀を抜き放ち鋭く燦めく鋒を敵へと向ければ、隣から聞こえてくる光忠の声に耳を澄ませてただ一言「あぁ、任せておけ」と冷静な声色で応え。次いで重心を低くし、静かに隙を伺えばふとある一点が手薄になっていることに気が付き。しかし、敵方も動きを読まれまいと隊形を変えようとしているため、仕掛けるならば今しかない。左側を担う光忠が動きに着いて来てくれることを密かに願いつつ、足に力込め素早く地面を蹴れば、敵の懐へと一気に潜り込み。その勢いのまま、逆袈裟斬りで先ずは打刀を一体、戦線離脱させて)
ははっ、遅い遅い! 隙だらけだぜ?
(/了解致しました! ではでは、こちらも失礼致しますね。何かありましたらお気軽にお声がけくださいませ!)
>>宗三
おぉ……流石の俺もそれは無理だな、奇抜過ぎる。
(僅かではあるが彼の驚いた顔が見れて満足するものの、ヒョウ柄なんて勧められれば表情はあからさまに歪んで。それでも、口許に笑みを含んだままであるのはそれが彼特有の冗談や悪態だと知っているからだ。捻くれてはいるが、それさえも己からしてみれば可愛げがあって微笑ましい限り。わざわざ席を空けてくれた相手にふっと穏やかに微笑んでみせれば「ありがとうな」と条件反射的にさらりと感謝の言葉を告げる。店員が手渡してくれた温かな珈琲を零さぬようにゆっくりテーブルの上へ置けば、先ずは席へと腰を下ろし、紙袋を膝の上に乗せ。湯気の立ち上る珈琲に恐る恐る口をつけながら、話し出したのはその紙袋の中身のことで)
衣類は今ある分だけで十分だったんだが、覗いた店がセール中でなぁ……思わず衝動買いだ。――そうだ! きみに合いそうな物もある、折角だから試着してみないか?
(/まさか初めてだなんて、これは驚きです…! 実を言うと私めも鶴丸は初めてでして…こちらこそ、何か違うなと感じた場合ご指摘くださるとありがたいです。では、背後はこれで失礼致しますが、何か御座いましたらお気軽にお声がけください!)
>>長谷部
おっと怖い怖い…そう怒るなよ長谷部、ちょっとしたお茶目のつもりさ。驚いただろ?
(外せと訴えられるように軽く手を叩かれては、おどけるように言葉を返しつつ素直にするりと手を外し、そのまま白旗振るよう両手ひらり振り。気侭な猫の如く相手の隣へ身を移動させれば先ずは「すまん」と一言、人好きのする柔らかな笑顔で赦しを乞うように相手の顔を横目に見。驚きを提供するのは好きだが、好き好んで対象の人物を怒らせたり困らせたりしたいわけではないのだ。今後の改善点を模索しつつふと前を見れば、光に照らされきらきらと輝くスイーツ達の姿。カウンター上のトレイには仲間の好む物が数点並んでいるため注文の最中であったことは容易に想像がつく。店員が困った様な疲れた様な微妙な表情を浮かべていることに気が付けば、謝罪と共に労うような言葉を掛けた後「そうだなぁ…苺のショートケーキとラズベリーレアチーズケーキを追加で頼む」と迷惑をかけた分は売り上げに貢献すべく、追加注文分を即決して。丁度小腹が空く頃合いだった。家に帰ればケーキに合わせて紅茶ぐらいは淹れられる、折角ならば隣の彼にも振舞ってやろう。楽しみだとばかりに頬を緩ませては、もう一度相手の方を見遣って)
さて、今は持ち合わせが無くてなぁ…会計はきみに任せるぜ。後でそれ相応の驚きを提供するから、それで許してくれ。
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