主 2016-11-07 18:03:31 |
通報 |
>時雨サン
( 兄貴分の如く慕う彼が提案を飲み干してくれた事に感極まり、華やぐ様な表情を浮かべれば何度も首を縦に振り。「全然大丈夫じゃけえ、えーっと言って欲しい!おれ打たれ強いンで、どーよな言葉だって受け取るよ」彼からの助言は為に成る事を知り得ている為、沢山の言葉が欲しいと本心からの言葉を彼を確りと見据えながら綴り。敬愛する彼は悪戯めいた表情すら眩しく、其の言葉に双眸を細め首肯し。肝心の問いは、彼の勿体振る動作に刹那マイナスな思考が過るも、寄せた耳元で声高に朗報を告げられれば釣られる様に表情を明るくさせ。「そンなら、今夜はえーっと呑んで、明日は二人でスタジオで叩く!最高の休日じゃのー!」明日を全て己にくれる。其の言葉だけで今にも天に昇りそうな程に歓喜に塗れた脳内は、早くも明日の予定を立て始めては彼と回りたい場所と何やらと__。そこでふと脳裏を掠める明日の予定の名称。これが"デート"と云うならば如何せん己の私欲に塗れ過ぎに違いない。勘違いを振り払う為に彼の言葉に耳を澄ませ。「ぴーちゃん…。ッな、なに、そがァにしたの!?」慌てて手櫛で髪を整えつつ彼の言葉に首肯する。「うん、良いよぉ。持つ。」良い子ちゃんを発揮しつつ、彼の役に立てた事を密かに喜ぶ自身を笑みで覆い隠し彼の後を緩慢な足取りで進む内、彼が言うポテサラをハムで巻いた物やら、ちらりと目を留めた肴に成りそうな数々をぽいぽいと籠に入れ其の儘レジで会計を済ませて 。 )
トピック検索 |