主 2016-11-07 18:03:31 |
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>環
やぁっぱり、あんたなまら寂しん坊っしょ。
(次々と重ねられる己の事を思ってくれる発言を蔑にはせず甘やかされるままに受け取って、何も考えていなければその瞬時の会話が自分にとっての全てなのか、甘えたがりの子猫でも保護するような微笑ましさすら持つ気持ちでくすくすと少し意地悪を交えた鼻を抜ける笑い声を上げて。笑みに瞑る程細めて伏せている瞳の隙間から覗く彼は普段も勿論間違いのない色男だが、ライヴ終わりと言うアドレナリンが放出された影響でフラッシュバックするようにステージに立つ姿が頭の中に蘇ると、一層と色っぽく感じてしまい。続けられる足を這う手の平の感触にも擽ったさを感じると色気の欠片もなく、当然のように顔を赤らめ羞恥に悶える何てことも無く吸い込んだ煙草の煙をふー、と彼の顔めがけて遠慮なく吐き出して「……あんた自分が今えらい美味しそやって気付いてへんでしょ」少しばかり頭を傾けて舌なめずりをすれば指先で煙草を持ちながら体を密着させるように寄せて「俺も男やさかい、据え膳辛抱でけるような堪え性なんてありませんよ」燻り残る興奮を隠す事無く本能のままに消火しようと寄せた唇で綺麗な形の唇へ重ね、あむ。と食む様に上唇を甘噛みすると「たまちゃん独り占めしたはるみたいでゾクゾクする」興奮に背筋を震わせて今一度軽く触れさせるように唇を重ねては溢れるようにハ、と獣じみた吐息を小さく漏らして)
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