主 2016-11-07 18:03:31 |
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>トウヤ
(触れる頬の柔らかさすらも己にとって欲情を掻き立てる、そもそも彼が生きていると唯それだけで幸せになれる位には依存し余所見の余裕さえ生まれない執着のしようで。押し倒した彼と目が合ったのはほんの一瞬、その一瞬を額縁に入れて飾りたいと乞うては背に回される手の温かさに絆されて、口を開けば留まる事を知らない好きが溢れ出てしまいそうになるのを堪えつつ愛しい彼を目一杯に堪能し、そこで彼から同様に口付をされると唐突のその行動に一度だけ瞬きをしてから何でこうも可愛いのだろう!と締りの無い笑みを浮かべ「トヤくんマジで、その可愛さは反則だって」普段は照れ屋の彼が口付てくれたと言う事実が既に可愛くて伝染するように少しだけ照れくささを覚えながら身を寄せて。密着する事でふわりと香ったのはムスクにも似た爽やかで清潔感のある物で、そこに含む様にひっそりと甘さを覚えるのはキスをすると彼が甘く感じるからだろうかと目元を細めて煙草を吸わない彼だからこその匂いを感じて「俺、トヤくんの匂い大好き」指先で髪を弄る様に触れては本当は匂いだけじゃなくて彼が好きな癖に、普段バンドを纏めようと確りするその姿は彼を前にするだけでどうにも保てず、背に回される手を解けば手首を掴み顔の前まで運び、指弾きのせいで色の落ちやすい爪をちらりと見てからその手の甲へ唇を触れさせ「大分落ちちゃったな、後で塗らせて」綺麗な彼を自分の力添えでより一層綺麗に出来るなんて夢の様な事、きっと彼が何よりも大事にしているだろうベースを弾くための腕を飾れるならそれは尚更のこと。指で色の剥がれ気味の爪を撫でてはその行為を楽しみに待ち侘びる様な声色で告げて)
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