その名は『ゼロ』【推理/犯罪者/デスゲーム/途中参加歓迎】

「ヤキを入れてやるぜ、その馬鹿げた間抜けヅラにな」

【名前】ギデオン・ウルフ
【性別】男
【年齢】１９
【性格】乱暴な言動の目立つ、荒っぽい青年。しかし皮肉屋で用心深く、見かけの粗暴さに反してかなり冷徹な気質の持ち主。自身の嫌う、嘘や欺き、取り繕いに対する直観力が鋭い（ただしゼロ探しにはさすがに無効である）ほか、全体を見渡して戦略を練る頭脳に優れている。本来は独り好きだが、一定レベルの社交性を持っており、犯罪者の友人が多い。殺人と炎に対する自身独特の思想を持っている。廃人レベルのヘビースモーカー。酒には弱い。意外と常識的。
【容姿】身長１８２ｃｍ。黒い桜の模様があしらわれた臙脂色のパーカーとダークブルーのジーンズ、黒のスニーカーを着用。髪は粗雑に切った短い黒髪、目は灰色。鍛えられた肉体を持つが、全身に火傷の痕あり。一目でわかる悪人面。
【能力】パイロキネシス、自由自在な発火能力。本人が視認できる可燃性のものなら何にでも火を点けられるほか、自身の掌からも火柱を迸らせることができる。ただし自分自身も可燃性であるため、全身には常に耐火ジェルを塗りこんでいる。また、油や可燃性ガスの入った瓶やスプレーを用いるなど、自身の能力を小道具の駆使によって応用している場合が多い。
【罪歴】
４歳………住んでいた家が全焼。父親と叔父、兄が謎の焼死。母親の遺体も焼け焦げた状態で見つかったが、彼女のみ死因は撲殺。ギデオン自身も重度の火傷を負う。
７歳………通っていた小学校が半焼。この頃から、ギデオンの生活圏で謎の焼死体・放火事件が多数発見されるようになる。
１１歳……警察の捜査により、ギデオンが一連の焼殺事件の犯人であることが判明。ギデオンは一度逃亡したが、２週間後に捕獲された。ただし年齢が幼すぎたため、少年鑑別所送りに。
１２歳……鑑別所内での度重なる喧嘩、脱走などのトラブルを見咎められ、更に管理の厳しい鑑別所へ移監。
１４歳……鑑別所の脱走に３度目で成功。遠方に逃げ、地下の犯罪者のコミュニティの中で暮らし始める。
１６歳……自身の結成した少年犯罪者集団、レッドウルフの頭領に。能力を用いた強盗や他のギャング団との抗争、警察との戦いに明け暮れる。
１９歳……レッドウルフ、他のギャング団、警察による三つ巴の攻防戦の末、ついに逮捕。レッドウルフのメンバーとは引き離され、犯罪者抑制執行所送りとなる。
【備考】一人称は俺、二人称はおまえ・あんた。ほとんどの犯罪者がそうであるように、崩壊家庭で生まれ育った。煙を巻くような物言いが多いものの、鑑別所の精神科医によれば、父親に対しては激しい憎悪、母親に対しては愛憎とわずかな憧憬を抱いていた節がある様子。複雑な過去が伺えるが、ギデオンの焼殺は家族への復讐にとどまらず、彼自身の殺人嗜好症によるところが大きいため、同情の余地はない。

（>10です。不備チェックお願いします。）