応援団 2016-10-25 18:08:34 |
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『殺戮の天使』からアイディアを借りた、【心理学実験施設】を舞台とする脱出モノに需要はございますでしょうか…
心理学実験のために利用された「普通の人々」と「殺人鬼」が、閉鎖空間の中で殺しあったり、助け合ったり、共闘したりする物語です。
核となる実験テーマは、「一定の報酬を約束されているとき、殺人鬼は無関係の一般人の命を救うか?」=「利益を前提とするならば、悪人は自分の性分に反する“善”を成し得るのか?」というもの。
参加キャラクターは【殺人鬼】と【一般人】の2通り。モブに【サクラの殺人鬼】がいます。
【一般人】は、国籍も年齢も性別も様々な人々。表向きはこちらが被験者。実は死刑囚なのだが、実験のために記憶を消され、代わりに「ごく普通の人」としての記憶を植え付けられている。【殺人鬼】とは違い、生まれついての悪人ではない、後天的犯罪者。
彼らは「閉鎖状況下で命を脅かされるとき、人間はどんな行動をとるか?」という(偽の)心理実験の被験者なのだと言い渡されている。報酬は大金であり、記憶を上書きされた時に、大金を得たい架空の動機まで与えられている。生きてビルを出るには、殺人鬼から逃げたり、彼らを殺したり、或いは協力を仰いだりするしかない。
【殺人鬼】もまた、国籍も年齢も性別も様々な人々。実験者たちから本当に観察されているのはこちら。まだ捕まっていない逃亡中の身でいたが、実験組織に攫われたり連れ込まれたりして地下ビルへと幽閉された。生来殺しを愛している、生まれついての悪人である。
彼らはしばらく、「自分のフロアに放り込まれた“生け贄”の一般人は誰でも殺して良い」と言われ、好きなように過ごしていた。しかしある日、実験者のひとりから、「外へ出してやる。今まで犯してきた殺人も揉み消してやる。その代わり、出口に辿り着くまでに誰かひとり、“生け贄”の一般人を守りきれ」と言い渡される。
自由の報酬に、殺人の対極である人命救助を行え、ということ。勿論、それぞれの殺人鬼は自分ひとりだけがそう言い渡されたのだと思い込んでいる。サクラとして紛れ込んでいる殺人鬼が一般人を殺しにかかってくるので、守らねばならない。しかし実際には、ひとりと言わず何人も救う殺人鬼、逆に徹底して人を助けない殺人鬼が現れだす。
…当方の想像力ではここまで練るのがひとまずというところなのですが、「ここはこうしたほうが良いんじゃない?」「自分ならこうする」というご意見でも構いません、お声をお聞かせくだされば幸いです。共同主のご依頼もお待ちしております…!
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