語り部 2016-10-17 23:07:53 |
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( 静かに横へ滑る襖の向こう、息遣いでなんとなく相手との距離を測れば少し顎を上げ、ふっと口角を緩めてみせる。細いが節張ったあの手が近づいてくるのを感じれば、少し身構えるもさらりと優しく前髪に触れられると「開かない瞼」を見ているのだろうなとぼんやり思った。肌を滑る指の熱をじわりと感じ、穏やかな彼の声を耳にすると、片手でそっと腰に触れ早く中へと無言で強請り。空いた方の手で男の背中越しにトン、と襖を閉めると、その拍子にぐっと縮まった距離に乗じ腰に置いていた手を前からするりと内腿の方へ移動させ。彼の耳元を鼻先で探ればゆっくりと唇を開き、「…貴方のご立派な真珠こそ。」などと期待を含んだ甘美な声色に反し会って早々言うにはおよそ相応しくない冗談を口にして。相手の反応を待たず、袴越しに熱っぽく触れていた手をあっさり離すと己の瞼をなぞる彼の手を取り、畳の部屋のど真ん中で堂々と存在を主張する、他の男娼の部屋にはないらしい“ベッド”の側へ寄り。畳の上に膝を折ると、見えもしない瞳を覆い隠した瞼を微かに開き、やけに肌触りが良い座布団の場所を手で探りあて、ベッドか座布団好きな方へ腰かけるよう促して。 )
( / お褒めに預かり光栄です、一安心いたしました。こちらこそよろしくお願いいたします。はい、それではこちらの背後も一度下がらせていただきますね。レス回収時のタイミングはご自由になさってくださればと思います。また、特に何もないようであればこちらは蹴っていただいて結構です。 )
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