主 2016-09-10 23:25:41 |
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ルシファー
あぁ、そう。あの時、守ってやれれば良かった。…しかし、神のお言葉は背いてはいけない(もしもあの日、あの時。己に相手を守ってやれるだけの力があれば良かっただろうか。そんな事を考え続けていたが、その度に仕方が無い。神は絶対なのだからと言い聞かせてきてどれ程経つのだろうか。目の前の片割れを落としてしまった事実は拭えぬ事であり、恨まれていても仕方が無い。「やはり、神を…何よりも、私を恨んでいるのかルシフェル。…否、今はルシファーか?」と、相手の足元でこちらを見ては天使様だと拝んでいる人間に歩み寄っては「どうか神の加護があらん事を」と片膝を付きながら祈りを捧げて
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