- プロローグ - 何故俺は今こんな目にあって居るのだろう。 確か今日は夏休み初日で、幼なじみの樫月桜夜(カシヅキサクヤ)の住むマンションに遊びに来た、それだけのはずなのに。 目が覚めたら、手足を拘束されてるなんて、嘘だろう。 これは夢なのか、ならば早く覚めてくれ。 そして、優しい桜夜に会いたい。