【誘拐犯】歪んだ愛の逃避行【少女】

❶ 名前……Amarente（アマランテ）

❷ 年齢……１５歳

❸ 容姿……髪は柔らかな陽光を浴びて透けるような艶のあるプラチナブロンド。緩やかなウェーブは生来のもの。孤児院で悪戯をされ度々髪を切られていたので毛先は不揃い。項は短く頬にかかる部分は長い前下がりのショートボブ（風）瞳は藤紫色（左）に若緑色（右）。瞳は大きいものの目を伏せている事が多い。下向きに生えた睫が目元に影を作り物憂げな印象を与えがち。鼻先につく長さの前髪は左目を隠すように分けている。左目はほとんど見えていない。肌の色は白く、食が細いため華奢で貧相な体躯。身長は１５３ｃｍ。

❹ 性格……心を押し殺すあまりに諦念が芽生え、今では周囲を俯瞰的に見ているような淡白な性格。感情の起伏に乏しく、同様に表情の変化も少ない。恐怖心を欠き生への執着も薄い故に、切迫した状況下でも大胆な行動が出来る。それでも珍しい物や未知なる体験には（表情には表れにくいものの）興味を示すなど、年相応の感情は残っている様子。会話や人付き合いは下手で、孤児院に置いてある心理学の本から得た知識に頼っている。言葉を発するより先に身体が動いている。

❺ 備考……上流貴族の父と娼婦の母の間に生まれ、生後間もなく孤児院に入れられた。両親については何も知らないが、自分が誰からも望まれずに生まれた事は自覚済。珍しい目の色と何をしても職員に告げ口したりやり返したりしない性格から、いじめっ子たちの恰好の的になっている。意外と手先は器用で物覚えもよい。

❻ 舞台にしたい国……フランス

❼ 誘拐犯に対する希望……３０～４０歳。殺人の際に使用する凶器（もしくは死因）が同じ。人を殺める事にポリシーやプライドを持っている、または罪悪感がない。過去は小中高と名門校に通い成績優秀運動神経抜群の優等生。両親は過保護で過干渉、貴Cに期待するあまり厳しい教育を施す。精神的苦痛が一線を越えて少しずつ歯車が狂い現在に至る、というものを希望。あくまで希望なので、その他の事柄や最終判断はお任せしたく。

❽ 物語の展開の希望……シリアス、悲恋路線。誘拐され死の気配を傍に感じながらも、共同生活を送る中で誰かの役に立つ喜びを初めて知る。互いが抱えた深淵に触れることで少しずつ心を通わせ、不器用に愛を注ぐ。シリアスの中でもほっこりと穏やかな日常場面を挟みつつ、警察に追い詰められた後に心中でメリーバッドエンド。細々とした部分は話の流れ、若しくは話し合って決めていけたら。

➒ ロル
（濃い鉄錆の臭いに唇を引き結び、自分をあの箱庭から攫い出した男に身を寄せ。何年も前に、少年達の徒な好奇心の結果にこの世を去った野良猫を思い出しながら瞼を伏せる。あの時無慈悲にも冷たくなってゆく小さな身体に、温もりを分け与える事が出来なかった。――もしかすると、この男もそうなってしまうのかもしれない。そんな思考が脳裏を過り目を開いて生存確認を試みようとするより早く、投げ掛けられる困惑と呆れを帯びた声に反応を返し。言葉の上の制止に従う訳もなく、身体の位置を変えずに押し黙った相手の顔を見上げて、次に身体を辿り創傷部へと視線を下げ）…血、止まりませんね。


（初めまして。原作を視聴した事はありませんが、仄暗くも素敵な関係性に惹かれて参加希望させていただきます。ロルは提出したものから５００文字増までなら可能です。後出しにはなりますが、候補に加えていただければ幸いです。不備や不明な点などがありましたらご一報ください。お手数ですが、どうぞご検討よろしくお願いします）