匿名さん 2016-08-30 23:37:49 |
通報 |
§珠紀 ⇒ 拓磨
え…嘘!
(小さな声で、できるだけさりげなく言ったつもりだったのにそれさえも無駄だったことが、聞こえてきた言葉によって明かされ、今更羞恥心で頬を赤くさせ。どこか緊張気味な彼の腕の中にいつの間にか閉じ込められ、どうすることもできずに名前を呼びながら顔を上げればかすれ気味の声が耳に届き。それは確かに先ほど自分が告げたもの同じもので。恥ずかしながら離れて行く彼により一層愛しさが増して、離れて行く手にそっと手を乗せ、かかとを浮かせて背伸びをすれば、唇――とまではいかないものの、その頬に口づけを落とし。地面へ踵を下ろし、このあとのことなど全く考えていなかったのかそわそわと目線を彷徨わせた後に、ひっそりと苦笑浮かべ、「…え、えーと。…早く行かないと、日が暮れちゃうね」なんて、話をそらそうとしてみたり、)
§アレン ⇒ リナリー
…でも、可能性はあるんですから探すしかありませんね、
(少しギザ過ぎてしまっただろうか、格好をつけすぎてしまっただろうか。発言の後不安に思っていたのだが、ようやく見えた不安のない、ちゃんとした笑みを見てほっと安堵の息を付いて。彼女の指が刺された先の文章を読んでは、眉を下げて困惑した表情を。しかし、可能性はあるのだから行くしかない告げて、「その村で、情報収集をしましょう。村人が消えた時の共通するものとかを見つけることができれば、それが手がかりになるかもしれません」資料をしまいながら告げた後、ファインダーのほうを向いて、村へどうやっていくのかその方法を聞いて、)
トピック検索 |