匿名さん 2016-08-30 23:37:49 |
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▽ 夏目真日
それ!べスター!すぐ終わらせるから待っててねボス。
( 自らはペットとしか認識していなかったそれの名前が相手の口から出れば他の使用人が言っていたのだろうか⋯、それだと言うように何度も頷き。相手の単なる気まぐれによるものかもしれない、されど一応考えてくれるとの言葉に更に表情はキラキラしたものへと変わり、バタン、という扉の閉まる音が響き相手の姿が部屋へと消えるや否や、持っていた雑巾を握り締め取り敢えずまずは、というように廊下に飾ってある花瓶をはやる気持ちとは裏腹に丁寧に研いていき。その表情はこれからの楽しみと呼べるものへの期待に満ち溢れていて )
▽ ベルフェゴール
ししっ、その分お前が働けばいいだけの話だろ、っと。そんなカエル相手にしてないで王子と遊べよ。
( 部下がいくら居なくなろうが最早自分には何も関係ありません的な態度を崩す事しなければ、こちらに向かって飛んできた自分のナイフをいとも簡単にキャッチし。紡ぐ言葉は何とも我儘なもの。得体の知れない娘をヴァリアーで引き取る事によりボスの態度の微妙な加減、生活、その他諸々が少しずつ変わっていく事はやはり面白くない。「命令さえ下ればいつだって王子のナイフの的にしてやるよ」なんて紡ぐ表情は険しく。遊ぶ気はなくなったのかドカッと乱暴にソファに腰掛けちょいちょいと手招きで相手を呼び )
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