匿名さん 2016-08-30 23:37:49 |
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§珠紀
うーん…でも、あの真弘先輩だよ?絶対に見つからない、お昼ご飯を食べられる場所ってあるかな…。
(結局は、学校にたどり着いて。変に真面目に相手にひっそりと苦笑いを。悪いとなぜか謝られながら離れた温もりがなんだか物寂しくて。でも、こんな大勢がいる場所で手をつなぐような度胸もなく。くすぶる気持ちに頭を悩ませて。校舎へと入り、靴を履き変えながら相手の提案に難しそうな顔で唸るように声を上げて。横を通り過ぎていくクラスメイトに、笑みを向けながら挨拶を返しつつ頭の中では後者の地図が浮かんでいて、「教室は絶対無理でしょう?…視聴覚室とか、調理室とかも先生の許可取らなきゃ難しそうだよね」指折り数えながら考えて。しかし改めて考えてみればこの学校に慣れているのは先輩の方が上なのだ。きっと逃げてもすぐ捕まってしまうような気もして。)
§アレン
僕が行きますよ――…って、行っちゃった。
(自分が行くと、引き止めるまもなく、馬車を捕まえに走って言った相手に伸ばしかけていた手が空を切り。ぽつんと取り残された自分とファインダー。ますます不思議そうに自分を見つめてくるファインダーに乾いた笑みを返す他なく。もう少し時間がかかると思っていたが、予想外にも早めに馬車を捕まえてきた相手はどうやら、先程のような落ち着きのなさはなく、何時も通りのようで。先に乗り込んだ彼女が、手を伸ばしてくればさっきのお返しかな、と内心思いながらその手に捕まって場車に乗り込み、それに続いてファインダーも中に入ったことを確認すれば馬車は早速動き出し。)
(/ そういえば、D灰のほうの時間軸としてはいつぐらいなのでしょうか?それによっては、アレンのイノセンスが変わってくるのですが…。)
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