此のサイトで小説を読むのは久々でしたが、良い作品に出逢えました。何処となく復古調で穏やかな時間の流れる喫茶店の雰囲気が伝わってくるようです。藤白が四ッ葉ちゃんに初遭遇する場面では、>>そこには黒い仔猫が縮こまっていたと書くのではなく>>そこには小さな黒いフサフサの固まりがあったと書いている処、壺を押さえているなァと頬が緩んでしまいましたw見事な表現力ですね。