YUKI 2016-08-21 01:55:44 |
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四ッ葉もどこか嬉しそうに喉を鳴らす。
「気に入ったみたいですね、四ッ葉、僕の居ない間藤白さんを頼みましたよ」
天宮の言葉に反応したかのように、四ッ葉は愛らしく返事を返す。
藤白は困ったように笑い、天宮は楽しそうに笑う。
二年目の夏、恋鈴館には一人と一匹の店員が増えた。
空はすでに暗くなっていたが、夜空には満点の星空輝いている。
それはまるで、新たな店の始まりを時が歓迎しているようであった。
END
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