字師 2016-08-15 00:07:23 |
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「理屈じゃねぇんだよ。考えたって解らねぇもんはわからねぇ。」
【名前】神定 一(かみじょう もろ)
【性別】♂
【学年】3年生
【寮】椿
【字】一
【字の能力】自らの任意で選んだ個体以外のものを一点に収束させる能力。
自分が確実に存在を認識し確認出来る範囲に限られる為、異常なまでの大規模な範囲や自身の認識の外にあるような存在には使用することが出来ない。任意に選択出来るのは、固形を保っている物体以外に限られるが、それ以外であればどんなものでも上記の条件に従って本当の意味で一点に集めることが出来る。使用による消耗などは少ないが、現象系であるためか永続時間が極端に短くなっており最大でも3~5秒程度しか持続出来なく、収束点は2つまでに限られ、同時使用する場合は最大で3秒までという時間制限が設けられる。時間制限を過ぎたものは消滅し、それより前に能力を解けば収束されたものが収束された時のまま一気に解放される。自身の意図によって制限時間内であれば収束点を持って移動することも可能とされている他、収束点は物体にぶつかると収束されたものが周囲四方八方に分散する。
【容姿】
身長182㎝で第一印象筋肉質と呼べる程度の体系だが能力に体が適応して出来上がった体である為か身体付きが何かと変な部分、具体的に言うと上腕二頭筋や下腹部を含めた胸腹筋等が不自然に細いなど違和感を覚える容姿。伸ばしっぱなしの取り分け興味のなかった肩辺りまでの白髪と薄灰色の両目は遺伝の影響であるようであるが、家系などの情報が乏しく自身でも解っていないことが多い。制服は殆どの確率で消耗してしまう故にブレザーは着ていることが少なく、ワイシャツを肘の手前くらいまで捲り上げていてボタンは第二辺りまで開けっ放し、裾は摩耗して自然に外に出るくらい解れたり擦り切れたりしている。
【性格】
正直といえばそれまでだが相手の様子を伺って気を使ったり、場の空気を読んでその場のモラルを崩さないような世間体の常識というものに従った行動の全般が苦手で、頭の回転は速いが知識が浅い故にやったことや起こったことの要因や理由を聞かれても答えられないことが屡ある。自分自身のみが最終的に信じていられるものであって、自己犠牲精神強い為に自分自身一人で突っ走っていることが多く現場での協力作業などは大の苦手。九割方の行動は気分と感覚で行っていて、人に関しては少し無関心なところもあるが自身の理念に基く考えには忠実でそこだけには誰よりも熱い情念を持っている。自分自身を謙る様な控えめな性格の相手は苦手としていて、どのような形であれ自分自身をより高みへと持ち上げるような性格の人には接する内に感銘を受けたりすることもある。原理などは全く解っていないが、負担等が殆ど無い為に能力なども日常生活で無意識に常時使っている。自分の感性だけで行う"意外と美味しい料理"が得意で、一度作られた料理と同じものは二度と出来ない。
【備考】
幼い頃から変に多い"親戚"と呼ばれる親族であろう者の家を年単位で転々としながら育ってしまった過程で孤立しがちな性格になってしまった。本人には殆ど知らされていないことだが、一般には世の字師の中でも最たる血統を持つとされている「神定総本家」の長男であり、自身があまり字師になることを望んでいないことから家系上の事情で入学したものの、取り分け修練することもなく現在は実家系の血統を一番色濃く継いで入るものの肉親とは疎遠に。現在の総本家は諸事情で第二継承権を持った実の妹に当たる者が暫定継承権所持者となっているが、各々の意向としては連れ戻してでも当主継承を実行するのが思考であると考えられている。妹には家に帰るように言われているものの、自身に知らされていない実態のわからない場所に帰るのは気が進まず、「お前が俺を超えたら、その時は考えを改める」として自身の理念に基いた考えを頑なに曲げようとしない変なところで熱が冷めない曰く付きの変わり者。校内でも最短の使用時間のネックを持っている為に能力の全容は知りえていない生徒の方が遥かに多い為、そのことが原因で様々な人物から目を付けられたり喧嘩を売られることが多々ある。
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