せめて絆創膏くらいにしとけよ。 (相手につられるようにくすくすと小さく笑いながら、包帯よりはましだろうと在り来たりな隠し方を進め。相手からの問い掛けを聞く限りはもう殆どピアスホールを開ける事を許してもらったようなもので、少しずつ己の思う通りに事が運んでいるのを感じながら耳元へ唇を寄せ「ん、できるだけ痛くねぇようにするから」と囁いた後弱く耳朶を食み)