黒猫 悠華 2016-07-27 20:46:22 |
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「…ごめんなさい。じゃあ、作業に取りかかるね」
「お、おう」
*
「こ、こんなもんか…。あれ、いい匂い…!」
一階に降りようとすると(家は二階まである)スッゴくいい匂いが漂ってくる。レナ、料理作ってるのか。
「あ…好み、とか聞かないで作っちゃったけど、食べる?」
「あ、はい!食べます!」
おしゃれな机に並べられていたのは豪華な食事だった。
思わず喉が鳴る。早く食べたい。
「この世界…想像するだけで何でも出てくるけどやっぱり作りたかった」
「料理好きなんだな!」
俺はいただきますというと勢いよく食べ出す。
こんなへんてこな世界でも食欲もろもろの欲は沸くようだ。
「うん…料理を作ってるときは、私が一番好きな時間だから。何も考えなくていいから」
そういいながら一口食べるレナ。
ここの食材もレナの調理の仕方も上手いので最高な料理である。
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