匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(自分より温かく感じる体に抱きしめられると和らぐ寒気にほっと吐息を零し、もっとぬくもりを求めるようにもぞもぞと鈍い動きで身を寄せていき。冷たい床に転がされ、粗末な食事と毛布とはとても呼べない布切れを与えられていただけでも治ってしまったのだから、こんな風に手厚く看病されれば風邪なんてすぐどこかへ飛んで行ってしまうだろう。相手の囁きに嬉しそうに、それでいてどこか寂しそうに笑みを浮かべては熱い額をこつんと相手の肩にくっつけて「…ずっと病気だったら、稜様は私のことを心配してくれる…私のことだけ考えて、そばでお世話してくれるから、ずぅっとこのままが良い…」喋る度に辛そうに呼吸を整えつつ、まだ昨夜のことが深々と心に刺さっているのか駄々というには弱々しく訴えて。実際本当にそうなれば良いと、食後に飲むべき薬も手付かずのままサイドテーブルに放置されており「でも…あんまり迷惑かけてたら、嫌われちゃうかなぁ…」気が弱っているせいか、今度はほとんど泣きそうな声を上げると瞳いっぱい溜まった涙が零れないよう唇を噛み)
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