匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(もう会えない両親の話はただの寂しい思い出話。それに対するわかったという返事はどことなく唐突に思えて、きょとんとした顔で相手を見上げるが続いた言葉に薄く微笑むと「…そうですね…稜様に会えたらお父さんもお母さんも、きっとすごく喜んでくれると思います」きっと気を使って言ってくれているのだろう。そう解釈して、自分もまるで本当にこれから会いに行けるかのように振る舞ってみせ。自身の親を突き放すような口ぶりは相手にしては珍しく冷ややかで、ついついびくっと驚きながらも「…でも、大切な稜様の大切なお父さんですから…」どんな人であれ相手の父親であることは変わらないのだから、と弱々しく呟いて。久しぶりにゆっくりと眠ってから迎えた朝、額に触れる唇の感触で目を覚ますとたった今キスしてくれたはずの相手はそこにおらず。不思議に思いつつ朝食の準備をしているのだろうかとリビングへ向かうがいつものようなコーヒーの匂いも何もなく、テーブルには食事の代わりに紙が置かれていて「――ごめん…が、はいって…?…一週間…!?」書かれた字を一つ一つ読み解いていき、その意味を理解すると半ば悲鳴のような声を上げ。そんな声を出しても相手がどうかしたのかと駆けつけてくれる事はなく、本当に一人なのだと実感させられ心細さに泣きそうになるが「…ちゃんと待たなくちゃ…」手紙を何度も何度も読み返し、潤む目を擦りながら自分に言い聞かせ)
(/大丈夫です、ありがとうございます!
稜さんも外出されたことですし、一度レスを蹴って時間をスキップしていただいても構いませんがどうしましょうか?)
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