匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(わかっていると囁かれればそれ以上何か言うことも出来ず、ゆっくり頷くとさするように撫でていた手で再びぎゅっと相手に抱きつき。いくら相手が楽しめる意地悪とはいえたとえば一ヶ月、それどころか一週間でさえ触れることを禁止されたらやり場のない想いに耐え切れず変になってしまいそうで、想像するのも嫌だとしがみつけば目の前の相手のぬくもりに気を紛らわせ。くっつき合う小指を眺めながら相手の語るおまじないに目を細めては「…これでもう約束は破れないんですね。嬉しい…」初めてする指切りを楽しむ無邪気な笑みには似合わない恍惚とした呟きを零し、離れないよう指先に力を込めてみて。後ろから自分を包みこむように立っていた相手が去ると急にひんやりとする背中に寂しさを覚えるが、相手の朝は忙しく時間がないと学習しているためへたりと翼を下げながらも言葉通り味噌汁を盛りつけ食卓の用意をして「――お待たせしました。どうぞ食べてみてください」簡素な朝食の前に自分も座ると、落ち着かない様子でまずは相手の感想を待ち)
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